ちなみにストレスもまた、活性酸素を発生させる原因となる。適度な有酸素運動は、ストレス解消の意味でもアンチエイジングに有効だ 同窓会などで旧友と再会すると、みんな同い年なのに、そろそろ“老け方”に個人差が目立つようになってきた。学生時代とちっとも雰囲気の変わらない人もいれば、名前を聞かなければ誰だかわからないほど変貌した人もいる。 いつまでも若々しくいるためのカギは、やっぱり運動ではないだろうか。体型を維持し、気力や体力に満ちた人というのは、いつまでも若く見えるものだ。 しかし、これには異論もあるようで、運動がかえって体を老化させるという説もあるんだとか。用賀ヒルサイドクリニックの鈴木稚子先生に聞いてみた。 「運動をして酸素を大量に吸い込むと、体内に活性酸素が生まれます。この活性酸素が老化を促進したり体調不良の原因になったりすることが『運動はアンチエイジングに逆効果』といわれる理由です