幼い頃は天使のように可愛かった男の子が、成長とともに少しずつ顔が長くなったり、濃くなったり、ゴツくなったりし、気づいたら外国人のようにアゴが割れ、「ケツアゴ」になっていた…ということはときどきある。 もともと欧米人などにはケツアゴが多い印象があるけど、日本人は少ない気もする。ケツアゴになる人・ならない人の違いは、どんなことなのだろうか。都内の美容外科医に聞いた。 「日本人や東洋人の場合、歴史的に草食だったため、一般的に『咀嚼(そしゃく)筋』の発達が不十分であることから、ケツアゴには本来なりにくいんです。ケツアゴになりやすい人というのは、オトガイ筋の十分に発達した人なんですよ」 オトガイ筋とは、口唇周りにかけての口筋の中で、口の下にV字型に走っている、梅干し状のシワがよる部分の筋肉のこと。食べ物の違いによって、アゴの違いが生まれていたようだが…。 「日本人も、食事が欧米化し、肉を多く食べるよ
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