中国・北京を訪問しているロシアのウラジーミル・プーチン大統領は18日、習近平国家主席と首脳会談を行い、連携を強化する方針で一致した。ウクライナ侵略で西側諸国の制裁が続くロシアは、中国への経済面での依存度を高めており、実質的な「属国化」との見方も出ている。 中国の巨大経済圏構想「一帯一路」フォーラムに参加したプーチン氏。ウクライナ侵略以降、初の訪中ということもあり、一挙手一投足が注目された。 英大衆紙ザ・サン(電子版)は、首脳会談前日の17日に習氏と対面した際のプーチン氏を観察したボディーランゲージの専門家の見解を伝えた。習氏に友好的な身ぶりをみせた一方、面会直前のジャケットの袖からシャツを引っ張るなどの動作を「自己沈静化(=心を落ち着かせたい)の欲求を示唆している」と分析した。