まず、従業員数によって企業の規模を見ると、ここで取り上げたアメリカの企業は、従業員数は数万人のオーダーである。つまり、大企業であるとはいっても、規模は比較的小さい。 それに対してここで取り上げた日本の製造業の企業は、スズキを除けばいずれも連結従業員数が10万人を超える巨大企業だ。トヨタ自動車や日立製作所の従業員数は30万人を超えており、アップルの10倍程度の規模になっている。 それにもかかわらず、時価総額を見ると、アメリカの企業のほうが大きくなっている。グーグル、アップル、IBMの時価総額は、現在の為替レート(90円)で換算すれば16兆円を超える額になっている。日本で最大の時価総額は、トヨタ自動車の11.8兆円であるから、グーグル、アップル、IBM、さらにシスコは、日本のいかなる企業よりも時価総額がかなり大きくなっているわけだ。 2005年当時のデータを見ると、トヨタ自動車の時価総額はグー
同感。一般企業の経営も本稿と同じ問題があると思う。私の理解では例えはよくないかもしれないが何も乗り物がない時代と仮定して・誰もが何処でも素早く移動したい=ビジョン・人力ではなく人間の限界を超えて移動する=コンセプト・空か海か地上か=モデル・飛行機、船、車=ソリューションというような理解をしている。と考えると現代の日本はソリューションばかりに目が行く傾向があるようだ。要するに車と船しか知らない時代、速い車を作ることはできても飛行機という乗り物自体を考える事が出来ないという事だ。勿論飛行機という乗り物がある事を知れば速い飛行機を作ることはできる。でも今はこれではダメなのだと思う。技術の進化によりある程度のレベルの物はどの国でも作れる。そこには本当の大きな利益はない。もちろんソリューションの中にも落とし込めば個別にモデルもあるだろう。だが本質が抜けているような気がする。年金で言えばなぜ年金が必要
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