柔道でも大相撲でも、今や体の大きな外国人が席巻していますが、女子相撲の世界では小柄でとびきりキュートな女子高生の活躍が注目を集めています。野崎舞夏星(まなほ)さん、静岡県立浜松西高校3年生です。 レスリングをしていたお兄さんの影響で、小学校1年生からレスリングを始めた野崎さんが、トレーニングのために取り組んだのが相撲でした。レスリングや、中学・高校の部活で取り組んだ柔道でもすばらしい成績をあげながらも、ルールは簡単だけど奥が深く、自分より大きい相手を倒すことができる相撲に魅力を感じて、相撲で頂点をめざすようになったそうです。 日本女子相撲選手権では、2012年(高1)・2013年(高2)準優勝、2014年(高3)優勝。2014年8月には台湾・高雄市で行われた世界女子ジュニア相撲選手権大会軽量級に出場。この試合では直前の練習で右肩を脱臼し、サポーターを巻いて出場しました。決して万全の状態では