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ブックマーク / davitrice.hatenadiary.jp (4)

  • 「非モテ」は「モテないからつらい」、ではない?(読書メモ:『「非モテ」からはじめる男性学』) - 道徳的動物日記

    非モテ」からはじめる男性学 (集英社新書) 作者:西井開 集英社 Amazon 第一章で提示される、書のねらいは以下の通り。 ……登場してから二〇年以上もの間、「非モテ」論は主にネットを中心として議論と考察が繰り返されてきた。その蓄積に敬意を払うと同時に、私は「非モテ」論が限界に立たされているとも感じている。それは、これまで見てきた「非モテ」論の多くが「モテない」こと、つまり恋人がいないことや女性から好意を向けられないことが問題の核心であるという前提に立っているという点にある。 (…中略…) 果たして当に「非モテ」男性はモテないから苦しいのだろうか。時に暴力にまで走ってしまうほどの苦悩の説明を「モテない」という状況にだけ求めてしまっていいのだろうか。書で問おうとするのはここである。 ところで杉田[俊介]は『非モテの品格』の中で、性愛的挫折がトラウマのように残り続ける原因として、非正

    「非モテ」は「モテないからつらい」、ではない?(読書メモ:『「非モテ」からはじめる男性学』) - 道徳的動物日記
    kiyo_hiko
    kiyo_hiko 2022/02/05
    ぶっちゃけモテないという現象自体に俺は「人体最高の快楽らしいセックスを俺も体験してみたい」ぐらいしかなくて、本当は非モテを欠陥人格、失格人間、危険動物と暗にみなしがちな世の風潮がつらさの本体。
  • 「男性同士のケア」が難しい理由 - 道徳的動物日記

    2024/5/15 追記:この記事で取り上げているの邦訳が出版されます。 男はなぜ孤独死するのか 男たちの成功の代償 作者:トーマス・ジョイナー 晶文社 Amazon 近頃では、「これからは男性同士でもケアし合わなければならない」と言った主張がちらほらとされるようになっている。 この主張がされる文脈は様々だ。「これまでの社会は女性にケア役割を押し付けていたが、これからは男性も平等にケア役割を担うべきである」という問題意識に連なる主張である場合もあるだろう。 また、女性の恋人やがいないことで「女性からの承認」を得られないと悩んだり「孤独」になることを恐れる男性に対して、「そもそも"自分は異性のパートナーにケアしてもらうべきだ"という発想を捨てて、同性との相互にケアし合う関係を築く可能性に目を向けてみるべきだ」という批判込みのアドバイス的な意味合いで、「男性同士のケア」が提唱される場合もあ

    「男性同士のケア」が難しい理由 - 道徳的動物日記
    kiyo_hiko
    kiyo_hiko 2020/11/11
    ”つらいときや苦しいとき、男性に相談しても助けにならないから、女性に相談した方がいい“ そういうものなのかな。自分は苦労を一杯経験したから色々相談に乗れる者だと思っていたが
  • 読書メモ:『 大学なんか行っても意味はない? 教育反対の経済学』 - 道徳的動物日記

    大学なんか行っても意味はない?――教育反対の経済学 作者: ブライアン・カプラン,月谷真紀 出版社/メーカー: みすず書房 発売日: 2019/07/17 メディア: 単行 この商品を含むブログを見る 雇用主が大学を卒業した人そうでない人よりも高い給料を払うのは、その人が「大学で学んだ知識」や「大学で得たスキル・経験」に対して払っているのではない。大学で学んだ知識やスキルが関わる仕事に就く人は、ほとんどいないからだ。「大学に入って卒業した」ということ自体が示す努力や忍耐力、社会性や協調性などに支払われている。大学で何を学んだかなんて、雇用主も雇われる人も気にしていない……という「シグナリング仮説」と呼ばれる(らしい)考え方を延々と論じた。 メインテーマは逆説的かつ衝撃的で読み始めると惹き込まれるのだが、大学教育の無意味さとかシグナリング仮説の正当性を示す細かなデータを延々と出してきて

    読書メモ:『 大学なんか行っても意味はない? 教育反対の経済学』 - 道徳的動物日記
    kiyo_hiko
    kiyo_hiko 2019/08/24
    日本見てるとそもそも大学進学率が低い時代の方が発展のスピードがダンチで元気がよかった。高卒だけど就職転職の応募資格でシビアな学歴足切りに遭う以外然程支障ない
  • 「動物はおかずだ」デモに関して(1) - 道徳的動物日記

    仕事の休憩時間に取り急ぎ書いた) 上記の記事に関して、まず気になったのは以下の箇所。 「しかし「動物はごはんじゃないデモ行進」は、自らが肉を忌避するだけでは飽き足らず、他者の権利や自由を否定し肉の撲滅を目論んでいる。」 「憎むべきは、ヴィーガンという生き方を選んだ人間ではない。他者の権利や自由を踏みにじる行為である。」 一般的に言って、ある社会で行われる権利運動とは「その社会で認められていない、ある属性のある種の権利を、認めさせるように要求する運動」と言えるだろう。 過去のアメリカで行われた奴隷制廃止運動であれば、奴隷とされている人々(黒人)が自由に生きる権利や財産を持つ権利などを要求させる運動であった。サフラジェット運動は女性の参政権を要求する運動であったし、「子どもが親から虐待されない権利」や「子どもの自己決定権」なども子どもの権利運動の結果として認められていったものだ。 そして、「

    「動物はおかずだ」デモに関して(1) - 道徳的動物日記
    kiyo_hiko
    kiyo_hiko 2019/05/21
    動物に権利を認めていくってことはそれに伴って動物にも義務が発生するわけじゃん。それで将来的に義務を果たせなくなった一部の動物が迫害される未来とか、ビーガンは受け入れられるんだろうか
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