発売日 2020/03/24 判型 A5判 ISBN 978-4-336-06577-3 ページ数 384 頁 Cコード 0095 定価 3,960円 (本体価格3,600円) 日本の近現代は怪異とどう向き合ってきたのか。明治期の怪談の流行から1970年代のオカルトブーム、そして現代のポップカルチャーまで、21世紀になってもなおその領域を拡大し続ける「闇」の領域――怪異が紡いできた近現代日本の文化表象を多角的視座から探究した決定版。 [収録内容] 第1部 怪異の近代 第1章 怪談の近代 第2章 心霊としての「幽霊」――近代日本における「霊」言説の変容をめぐって 第3章 怪談を束ねる――明治後期の新聞連載記事を中心に 第4章 心霊データベースとしての『遠野物語』 第5章 田中守平と渡辺藤交――大正期の霊術運動と「変態」 第6章 霊界からの声――音声メディアと怪異 第2部 オカルトの時
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