具体的な例 それではより具体的な例を見てみましょう。サンプルは商品の割引価格を計算するコードです。 割引価格には「会員の割引価格」「セール時の割引価格」「通常の割引価格」の3種類があります。 割引価格の種類を決定するのは、Mainクラス実行時のアプリケーション引数です。 Mainクラスは「java Main 価格 割引ロジック名(sale, member, 指定しないのいずれか)」の形式で実行します。 例えば「java Main 1000 member」で実行すると会員割引価格となり、「java Main 1000 sale」で実行するとセール時の割引価格となります。 「java Main 1000」と指定がない場合は、通常の割引価格になります。 各クラスの役割は次のようになります(図8~9)。 ◎DiscountLogic(リスト14) 割引計算のロジックのインタフェースです。各割引計算