一ヶ月ほど前に翔泳社さんから頂いていたのですが、なかなか時間がないのと内容的にも難易度の高い本で読むのに時間がかかってしまいました。 ManningのDSL in Actionという本の翻訳なのですが、内容的には結構難しいです。主にRuby、Groovy、Scala、Clojureといった言語を題材にDSLの設計・実装方法を実例を交えて解説していくという流れなのですが、各言語の基礎知識がないと理解が難しいです。Clojureのマクロとか特に。まあでも細かい部分まできっちり理解しようとせず、雰囲気でなんとなく読み進めていっても問題はありません。そういう本ではないです。 本書の価値はDSLの設計・実装例を通じてメタプログラミングやパーサに関する知識を整理するという点にあります。メタプログラミングやパーサの技法についてDSLを題材に取り上げて説明している、と言い換えてもよいかもしれません。前半で
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