2011年06月23日00:00 カテゴリコラム環境・資源 再生可能自然エネルギーの真実 菅総理が再生可能エネルギーの固定価格買取に燃えている。孫正義氏に洗脳された影響のせいもあるだろうが、その中でも太陽光発電には非常に御熱心である。もはや議論しつくされたことながら、もう一度現実と理想の違いを見直してみたいと思う。 偽善が大好きなマスコミがよく出す例としてドイツがある。そして番組に出ている評論家が無批判にドイツを賞賛していた時期があったことは記憶に新しい。ではその実態はどうかと言えば、20年間で国民に7兆円もの負担を強いて太陽光パネルを普及させた結果、全発電電力に占める割合はたった2%にまで普及させることに成功した。7兆円をかけてたったの2%ということは、日本も同様に20年間で10兆円ぐらい国民に負担をかければ、全電力のわずか2%を普及させることができるかもしれない。 ドイツでは太陽光