放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会の川端和治委員長が9月14日、フジテレビがネットのウソ情報を放送したことに対し、制作現場でネット情報を利用する際の注意喚起の談話を出しました。この談話、いまの制作現場の状況だと厳しく言っても裏付け取材は実行しない、といった驚きの内容となっており、テレビの制作現場で深刻な劣化が進んでいることが伺えます。 BPO検証委員長が談話 番組制作のネット情報利用に警鐘(産経ニュース)研修していたが実践できなかったインターネット上の情報にたよった番組制作について(BPO:放送倫理検証委員会 委員会決定 委員長談話)談話は、ネット上の情報を番組制作で利用することは、「現在の社会では避けることができない」と位置づけ、リテラシーを高める実践的な研修と、疑問を提起できる制作体制と職場環境の構築が必要と結論付けています。ただ、そこまで至る途中の事例の内容も含めて
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