■[okada]萌えについて 起源は2説あったはずだ。初期にはもっと狭い対象範囲に使われていたように思う。ほんの数年前まで、同じ主義でも宗派によってその使用を頑なに拒む人々がいたとも記憶している。しかし今ではそうした制約や限定条件すべてから自由になって、ある一種の精神状態をあらわすとても懐の深い言葉になった。 なぜ品行方正なはずの生徒会長キャラの髪が真っ赤なのか? 赤や青や緑のあれは天然色なのか、染髪したことになっているのか? 猫耳娘の聴覚器官にあたるのはどこか、頭頂部のアレは飾りなのか本物の耳なのか? 猫耳娘が髪を上げると顔の両脇にはもう一組のヒト耳があるのか? 使用人のくせにご主人様より豪勢な、家事に不向きな洋服を着ているのはなぜ? といったことは、今でもなかなかに理解しがたいのではあるが。 ともあれ。私が「萌え」についてスゴイな、と思うのは、「昔はそうした気持ちの昂ぶりをあらわすち
グーグル、サンフランシスコ市の無料Wi-Fiサービスを計画 2005年10月 4日 コメント: トラックバック (0) AP通信 2005年10月04日 サンフランシスコ発――米グーグル社(本社カリフォルニア州マウンテンビュー)は、サンフランシスコ市内の全ての人が無料のワイヤレス・サービスでインターネットに接続できるようにすることで、オンライン検索エンジン大手の座から電気通信業界に飛び込む足掛かりを作りたい考えだ。 グーグル社は9月30日(米国時間)、サンフランシスコ市内にいる誰もがインターネットに接続可能になる『Wi-Fi』(ワイファイ)サービス提供の申請書を提出した。 グーグル社が提出した100ページに及ぶ入札申請書は、サンフランシスコのニューサム・ギャビン市長の要請に応えたものだ。ギャビン市長は、サンフランシスコ市内でのインターネット・アクセスの金銭的な障壁を低くするために、無料のワ
シリコンバレーで通用する英語の修行法(3) 2001年8月27日[BizTech eBusiness]より 慣れない「英語の話」を書いている。だから書き始めたときにはあまり結論めいたもののイメージは持っていなかった。実は「自分が本当に言いたいことは何なのだろう」と書きながら自問していたわけだが、どうやら僕が読者の人たちに伝えたいことはたった一つのことのようだ。そう気づいた。 「英語」という漠然とした概念は、捨てたほうがいいということだ。 これが僕の「英語」についての結論だ。もちろん「英語」の基礎体力というのは最低限必要である。でもそのレベルに達している日本人は実に多い。 問題となる「その先の英語」は、実に細かく専門分化していると考えるべきなのだと思う。「シリコンバレーで半導体の技術開発について話すための英語力」と「字幕なしでA.I.やジュラシックパークを理解するための英語力」と「獣医に行っ
シリコンバレーで通用する英語の修行法(2) 2001年8月6日[BizTech eBusiness]より 何回かにわたって「英語の話」を書くことにしたが、本稿には「シリコンバレーで通用する英語の修行法」というタイトルを編集部がつけてくれた。「シリコンバレーで通用する英語」とは何かについて一言だけ先に書いておくと、「シリコンバレーの英語」というのは実に目的指向だということなのである。簡単にいえば「仕事の話しかできなくて構わない、なぜなら仕事の話ばかりしていればそれでよいから」ということだ。 挨拶、社交、日本文化、時事の話題、満遍なく流暢に英語をあやつる人よりも、「他の話をしているのは聞いたことがないが、仕事の話だけは深くきちんとできる」という人の方が、ここシリコンバレーではずっと価値がある。だって、英語を母国語とするシリコンバレーの連中ときたら、専門は凄くても、それ以外のことにはからっきし興
シリコンバレーで通用する英語の修行法(1) 2001年7月30日[BizTech eBusiness]より 本欄担当編集者の山岸君から「いつか英語の話を書いてください」と言われながら、約束を果たせずにいた。 シリコンバレーの連中も「久しぶりに今年は夏休みを取る」という具合で、米国を流れる時間もだいぶゆったりとしてきた。ちょうどいい機会というのも何なのだが、何回かに分けて、これまで書いたことのなかった「英語の話」を書いてみようかと思う。 「入社してから英語をしっかり勉強するように」という条件付きで僕が外資系コンサルティング会社、アーサー・D・リトル(ADL)に入社したのは1987年のことだった。留学経験はもちろんないし、学生時代に英語を徹底的に勉強するというようなこともなかった僕は、「辞書を引きながら時間をかければ、まあだいたいのものは読めるけれど、話すこと、聞くこと、書くこと、つまり実践的
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