中国・深センの水族館で主役のジンベエザメがロボットだったため、客が返金要求している。シンガポールメディア「8視界新聞」が先日、報じた。 深センの水族館「小梅沙海洋世界」は改修工事を経て10月1日、盛大にリニューアルオープンした。9月下旬からのプレオープンでは1週間で10万人を集めたという。 しかし、水族館1階にある大水槽の主役のジンベエザメがロボットだったことが判明し、280元(約5900円)の入場料を払った人々が不満を抱き、一部が返金を求めている。精巧なわけではなく、ひと目で組み立てられたロボットだと分かるからだ。 小梅沙海洋世界は「生きたジンベエザメの取引が禁止されており、数百万元をかけてメカジンベエザメ(机甲鯨鯊)を展示した」と反論している。 中国のSNS「微博」などでは、「がっかりした」「動物愛護のためとはいえ、偽物を見せるよりは、展示しない方がいいと思う」などの声がある。 一方で