東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転が始まってから16日で1か月になる。 副都心線・新宿三丁目駅(東京都新宿区)や、みなとみらい線・元町・中華街駅(横浜市中区)が乗降客数を伸ばす一方、東武東上線・川越駅(埼玉県川越市)など埼玉県側の集客効果は今ひとつで、明暗が分かれている。 改札前に、伊勢丹新宿店の地下売り場がある新宿三丁目駅。横浜市神奈川区から来た主婦(62)は「電車は混雑しているけど、渋谷で乗り換えなくてよくなったので便利」、東京都目黒区の主婦(37)も「新宿に来る回数が増えた」と話した。 東京メトロによると、相互直通開始後、今月7日までの新宿三丁目駅の1日平均乗降客数(速報値)は、開始前と比べて平日で4割増、休日になると7割増えた。JR渋谷―新宿駅間を利用していた通勤・通学者が副都心線に移行したり、駅周辺の百貨店などへ向かう買い物客が増えたりしたためとみられる。 伊勢丹新宿店
みなとみらい線「元町・中華街駅」近くの商店街では、平日にもかかわらず多くの買い物客でにぎわった(15日、横浜市中区元町で) 東急東横線と東京メトロ副都心線が相互直通運転を始めて16日で1か月。 横浜駅と元町・中華街駅を結ぶみなとみらい線では、3月16~31日の乗降客数が前年同期比で1割近く増加、元町・中華街駅では2割増となった。 相互直通運転の効果により、買い物客や観光客らが増えたことが主因とみられる。 15日午後。元町・中華街駅近くにある「横浜元町ショッピングストリート」では、平日にもかかわらず多くの買い物客や家族連れが行き来していた。友人と元町を訪れたという埼玉県和光市の主婦(64)は「乗り換えなしで来られるようになってから2回目。便利なので、おしゃれな横浜に月に1度くらいは遊びに来たい」と話していた。 同線を運営する横浜高速鉄道(本社・横浜市中区)によると、横浜駅を除く5駅の3月16
神奈川県茅ヶ崎市の歩行者専用の踏切で、軽乗用車にJR東海道線の伊東発東京行き普通電車が衝突、脱線した事故で、軽乗用車が車止めのポールをすり抜けて踏切に進入し、脱輪して立ち往生していたことが8日、茅ヶ崎署への取材でわかった。 軽乗用車を運転していた同県平塚市の会社員少年(18)は「道に迷っていた」と話しているという。 同署によると、軽乗用車は7日午後8時半頃、踏切に入った。同市内に住む16歳の高校2年男子生徒2人が同乗していたという。 踏切手前には道路にポールが立ち、車が進入できないようになっていた。だが、南側出入り口は、ポールで区切られた片方の幅が2・2メートルあり、幅1・4メートルの軽乗用車が進入できたという。 運転していた少年は、踏切内で歩行者に車が通れないことを指摘され、車を後退させたところ、右後輪が脱輪し、電車が衝突。軽乗用車の3人は、逃げ出して無事だった。運転していた少年は「車を
埼玉県などで退職手当の削減前に学校教員らの早期退職希望が続出している問題を巡り、黒岩神奈川県知事は23日の定例記者会見で「退職金ということで、生徒たちを置き去りにし、ポイと辞めてしまうというのはやりきれない。生徒たちがかわいそうだ」と批判した。 県も現在、退職手当を引き下げるため、組合側と交渉を進めているが、現在のところ、早期退職の希望者はおらず、退職手当制度の見直しに関する問い合わせが数件あっただけにとどまっているという。 知事は「卒業生を送り出す直前に退職するというのはショックだ。相当の思い入れで最後の学年と向き合っていたはずで、そういう教師が出ていることは本当に残念でならない」とも指摘した。
北米アラスカ沖のアリューシャン列島周辺に、クジラとシャチが死闘を繰り広げる海域がある。 NHKのカメラがその撮影に成功。12月2日午後9時から総合テレビで放送する予定だ。そこに映し出されたのは、互いの生存を懸けた壮絶なスペクタクルだ。 太平洋とその北のベーリング海を隔てるアリューシャン列島周辺の海域は、夏の一時期にオキアミが大発生し、それを求めてクジラとニシンと海鳥が大集結。NHKは、2010年「アリューシャンマジック」として番組で紹介した。 その取材の際、NHKは、列島の東に位置するユニマック島の西側に広がる、幅10キロほどのユニマック海峡で毎年、クジラとシャチが激しい争いを繰り広げるとの情報を得た。春から夏にかけて、ベーリング海の豊富な餌を求めて、コククジラやザトウクジラの群れが延べ4万頭も集まり、それを肉食のシャチが待ち受けるというのだ。 しかし、暴風が吹き荒れる海の難所のため、攻防
総合オンラインストアのAmazon.co.jpは、11月19日に発売する電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite」のWi-Fiモデルを、8480円から7980円に値下げした。 「Kindle Paperwhite」は、目にやさしいEinkを採用した6インチのディスプレイを搭載した電子書籍リーダー。当初、無線LAN(Wi-Fi)だけに対応したWi-Fiモデルの価格は8480円だったが、発売前に500円安くなった。 なお、月額料金不要の3G通信機能を備えた「Kindle Paperwhite」のWi-Fi + 3Gモデル(1万2980円)と、同時に発表したカラー液晶を搭載したタブレット端末「Kindle Fire HD」(32GBモデル1万9800円、16GBモデル1万5800円)と「Kindle Fire」(1万2800円)の価格はそのまま。「Kindle Paperwhit
成田空港を拠点に3日就航した格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンは28日、機体に鳥がぶつかる「バードストライク」の影響により、成田―那覇間を往復する2便を欠航させた。 欠航はこれで3度目。同社は新千歳便なども含め4路線をわずか3機(いずれも180人乗りの同型機)でやりくりしているため、機体に何か異常があると影響が大きくなりやすい。利用客からは「もうLCCには乗らない」と不満の声も上がった。 バードストライクの被害は同日朝、那覇空港到着後の機体の点検作業で見つかった。夜間に滑走路を照らすための前脚付近のライトが破損し、血も付いていたという。 同社は那覇空港に整備士を置いておらず、成田空港の整備士を他社便で派遣するなど整備に時間を要した。折り返しの成田便(乗客156人)は約8時間遅れの午後5時51分にようやく那覇を出発。この影響で、午後2時20分成田発の那覇便とその折り返し便が欠航
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