Illustratorにおける「シンボル」の機能をたずねると「あのいっぱい増えるヤツね」と、返答するユーザーが多いのではないでしょうか? シンボルとインスタンスの親子関係を機能として搭載したのは、Illustrator 10からです。 Illustrator 10からIllustrator CS3までの仕様では、シンボル系のツールを使用して、ドラッグ操作でランダムに増殖発生させるためにだけに、シンボルという機能があるように思われてしまうのではないかと感じていました。 一方で、Flashにはずっと以前からシンボルとインスタンスの親子関係があります。Flashでは、シンボルとインスタンスの親子関係なくして基本ムービーは成り立たちません(Flashにはドラッグ操作でインスタンスをランダムに増殖させるツールはありません)。 アドビシステムズとマクロメディアが統合し、共同で開発したIllustrat