『子ども食堂って誰でも行っていいの?』 最近こんな議論が、SNSで注目を集めました。 食事を無料や格安で提供することから、かつては貧困対策と考えられがちだった子ども食堂。 しかしその認識は今、大きく変わりつつあるといいます。 長年、子ども食堂のサポートなどに尽力してきた湯浅誠さんに話を聞きました。 (ネットワーク報道部 石川由季) 「家族が子ども食堂に行こうと言っているけれど、本当に厳しい家庭があるので遠慮すべきだと思っている」 こんな趣旨の投稿をきっかけにSNS上で議論が始まったのは今月上旬。 このツイートには900件を超えるコメントが寄せられ「誰でも行っていい」という人と「行くべきではない」という人に分かれていました。 このうち湯浅さんが注目したのは「誰でも行ってもいい」という声の多さ。 数年前とは、明らかに違うといいます。 NPO法人「全国こども食堂支援センター・むすびえ」理事長 湯