「男性は賢い」「女性は優しい」といった性別に対する固定観念「ジェンダー・ステレオタイプ」は、いつごろ生じるのか。京都大などの研究グループが4~7歳の男女を対象に調べたところ、「女性は優しい」という思い込みは4歳ごろから、「男性は賢い」という認識は7歳ごろからという傾向が確認された。 調査結果は、国際学術誌「サイエンティフィック・リポーツ」電子版に掲載された。 全国から募った4~7歳児とその保護者565組に「賢い人」「優しい人」の話を聞かせた後、成人男女の写真や男女のピクトグラム(絵文字)を提示。「賢い人」「優しい人」を選ばせた。その結果、どの年齢の女児も自分の性別と「優しさ」を結びつけた。「賢さ」については4~6歳で男女差は見られなかったが、小学生になる時期の7歳では男児は女児よりも自分の性別と「賢さ」を結びつけた。
文部科学省は8月30日、「北朝鮮当局による拉致問題に関する図書等の充実に係る御協力等について」と題した事務連絡を各都道府県の教育委員会などに宛てて発した。内閣官房拉致問題対策本部(拉致対)の依頼を受けて〈若い世代に対する拉致問題への更なる理解促進のため(中略)図書館、学校図書館において、拉致問題に関する図書等の充実を図る〉よう、文科省自らが求めたものだ。 文科省が内閣官房の依頼を受けて各都道府県教委など宛てに発した「事務連絡」。(撮影/長岡義幸) 図書館界では戦前・戦中、政府の進めた「思想善導」の一翼を担い「知る自由」の制限に手を貸した反省から1954年、「権力の介入、社会的圧力に左右されることなく、自らの責任にもとづき、収集した資料と整備された施設を国民の利用に供する」などと前文に記した図書館の自由に関する宣言を日本図書館協会(日図協)として採択。その任務を果たすため「資料収集の自由」「
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