立候補者の性別を公表しない自治体の選挙管理委員会が急増している。LGBTなど性的少数者らのプライバシーに配慮し立候補しやすくするのが名目だ。地方議員のなり手不足が背景にある。 これまでの選挙では公報などで立候補者の戸籍上の性別が公表されるのが一般的だった。 しかし、総務省が令和2年7月17日、各都道府県選管へ「候補者の立候補の届出があった旨の告示事項等について」と題する自治行政局選挙部長名の通知を発出。国政選挙の立候補者の性別などを公表しないとする総務省の決定を参考にするよう求めた。 一部選管は候補者が申し出た性別を公表する。 非公表はプライバシー保護に一定の効果があるものの、女性の政治進出の状況が見えにくくなる恐れも指摘されている。
社会現象化した『冬のソナタ』ブームから約20年を経た今、韓国のエンタテインメントは、日本で確固たるポジションを築いている。黎明期から韓流・K-POPの魅力を日本に伝えてきた古家正亨氏の初エッセイ『K-POPバックステージパス』には、その人気が定着するまでの道のりが時系列でつづられている。韓国の俳優やアーティストの来日イベントで司会を務める“韓流MC”として有名な古家氏だが、もともとはラジオDJであり、今もK-POPにフォーカスした番組を持つ。その視点で描かれた本書には、当時の日本の音楽業界の反応はもちろん、日韓の多くのプレーヤーも登場しており、いかにして韓国エンタテインメントが日本に根付いたのかを知りたい人にとっては、貴重な資料と言えるだろう。 【写真】その他の写真を見る ■大学生でラジオDJのキャリアをスタート ノースウェーブだから韓国音楽をオンエアできた ――『K-POPバックステージ
小西洋之氏に刺さった「ブーメラン」 やれやれ、またこんな話の繰り返しか。正直、軽いため息が出る。 立憲民主党の小西洋之参院議員が、衆院憲法審査会について「毎週開催はサルがやること」などと発言し、批判を受けた問題だ。政府・与党批判の最前線に立つ野党議員が、自らの失言やスキャンダルなどで、一転逆風にさらされる。一部メディアなどが「野党にブーメラン」とはやしたて、そうこうするうちに政府・与党の何が批判されていたのかがうやむやになってしまう。この20年くらいの間に何度も見てきた光景だ。 別に小西氏の発言を良いと思っているわけでは全然ない。本人に深い反省が必要なことは言うまでもない。だが、一部政治家やメディアが小西発言を繰り返し血祭りに上げている間に、この問題の周囲でなぜか捨ておかれている他の政治家の言動の方が、筆者はずっと気にかかる。 せっかくの機会なので、そうした言動にここで改めて注目してみたい
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