萩生田氏は処分を受けたが、なぜか自民党東京都連の会長はその後も居座っている。 「萩生田氏は当初、小池知事に『東京15区の補欠選挙に出馬してはどうか』とけしかけていた。 『安倍派やそれ以外の派閥の議員を束ている。東京15区で当選していずれは自民党に復帰して総理を目指せばいい』と小池知事を誘い、応援する議員のリストまで出した。 しかし、リストに書かれた議員に確認すると『知らない』と言われて、萩生田氏は赤っ恥。そこで、乙武氏が出馬することになった。 東京都連が、都知事選で小池知事の対抗馬を出せるわけがない。誰か擁立して負ければ萩生田氏の責任は大きい。ただでさえ裏金2700万円で処分を受けている萩生田氏は、小池知事に抱きついて責任回避をしようという筋書きを持っているのです」(自民党幹部) 満身創痍の萩生田氏による「小池詣で」はひそかに繰り返されているという。ある都庁関係者は、補欠選挙の数週間前に衝