Linuxはデスクトップ向けOSのシェア争いでOS Xに負けているが、その理由をLinuxで多く使われているデスクトップ環境GNOMEの開発者であるMiguel de Icaza氏が分析している(本家/.、Wired記事)。 開発者が使うデスクトップ環境としてはLinuxのシェアは減っており、逆にOS Xのシェアは増えている。その理由は、デスクトップ環境やそのAPIの分断化や後方互換性に対する不満があるという。たとえばUbuntuではデフォルトのデスクトップ環境にUnityという独自の環境を導入し、ユーザーの不満を買っている。Linuxの生みの親であるLinus Torvalds氏も、一時はXfceデスクトップ環境に移行しているし、Debian GNU/Linuxもデフォルトのデスクトップ環境を変更することを検討している。このような状況が、開発者に「後方互換性を確保している」OS Xへの以