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ブックマーク / science.srad.jp (4)

  • 地球外生命体が見つからないのはすでに絶滅しているから、という説 | スラド サイエンス

    NASAなどの天体観測により数多くの太陽系外惑星が発見されている。その中には地球と同じような岩石型惑星で生命の誕生に適した位置にあるものも見つかっていることから、研究者たちは地球外生命体の探索に熱心だ。しかし、オーストラリア国立大学の宇宙生物学者Aditya Chopra氏とCharley Lineweaver氏は、こうした惑星に生命体が存在するという考えには否定的であるようだ(astrobiologyWeb、The conversation、Slashdot)。 両氏によると、生命が誕生してもその多くは絶滅しているしている可能性が高いという。地球自体がそうであったように岩石型惑星の初期形成の工程は暴力的で不安定だ。液体の水と居住性と一定の表面温度を維持し、温室効果ガスやアルベドを調節する機能を持ち、生命の生存に適したゴルディロックス・ゾーンを持つ惑星ができあがる確率は非常に低い。約4億年

  • 最小限のゲノム473個しか待たない細菌を人工的に作成することに成功 | スラド サイエンス

    J・クレイグ・ヴェンター研究所などの研究者らが、人工的に細菌を作り出すことに成功したそうだ(AFPBB、Science誌掲載論文)。 今回作り出された細菌は473個の遺伝子を持ち、生命維持活動や自己複製能力を備えるという。ただ、遺伝子のうち機能を特定しているのは149個で、残りの遺伝子の機能については解明されていないという。 この研究では、ゲノムが非常に小さいという細菌の一種マイコプラズマをもとに、その遺伝子の一部を取り除いてくという作業を行ったという。そのプロセスでは、不必要だと思われた遺伝子が実際には必要なものだったと判明することが繰り返されたようだ。

  • 「太陽系から最も近い太陽系外惑星」、実際には存在していなかった | スラド サイエンス

    このほど発表された研究によると、太陽系から最も近い太陽系外惑星として話題になったケンタウルス座α星Bbは実際には存在せず、観測データ上にのみあらわれた「幽霊」だったことが明らかになった(ナショナルジオグラフィック)。 ケンタウルス座α星Bbはドップラー法という手法によって発見されたが、データがまばらだったために誤って「存在しない惑星を出現させてしまった」という。 2012年にこの惑星の存在が報告されたときには、推定質量が地球程度だったこともあり、画期的な発見と評された。ケンタウルス座α星系は、地球からの距離がわずか4.3光年で、『アバター』や『トランスフォーマー』などのSF作品の登場するキャラクターの故郷に設定されている。

  • 「双子素数予想」の証明につながるかもしれない論文が投稿される | スラド サイエンス

    英科学誌ネイチャーが米ニューハンプシャー大の数学者が13日、「間隔が7千万以内の素数のペアは無限にある」と証明し、専門誌に論文を投稿したと朝日新聞が報じている。 「3と5」や「11と13」のように隣り合って差が2のペアを「双子素数」と呼ぶ。素数が無限に存在することはユークリッドが証明しているが、双子素数が無限に存在するかどうかは証明できておらず、数学最古の難問の一つともいわれていた。 今回は双子素数についての証明ではないが、発表者は「7千万という間隔はこれからどんどん縮めていける」と話しているという。

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