特定非営利活動法人natural science は、知的好奇心がもたらす心豊かな社会の創造にむけて、 現代社会では実感する機会の少ない科学や技術のプロセスを可視化・共有化する場づくりを通じて、 科学を切り口とした地域づくりを目指す、若手主体の団体です。 | More ≫ 最速降下線の問題は高さの違う二点間を,最初に高い点で静止していた質点が, 重力の作用の下で,低い点の方に向かって移動する場合に,最も短い時間で到達することのできるような曲線を求めるという問題である. 質点が曲線に沿って動く速さをvとすると,長さdsに落ちて行くのに要する時間はds/vである. そうすると問題は積分 の極小値を求めることになる.質点のエネルギー保存則から と書くことができる.そうすると よりt_{12}に対する式は となり,fは であることがわかる. これを,ラグランジュの方程式を用いて解くと,θを用いて