f文字列 これまで、Pythonで文字列に変数を埋め込む方式にはいくつかあったが、ついに式を文字列中に直接記述できるようになった。 (PEP 498 -- Literal String Interpolation) 式を埋め込んだ文字列はf文字列(formatted string:フォーマット済み文字列)と呼ばれ、raw文字列の r と同じように、先頭に f を指定する f文字列は通常の文字列と同じようも使えるが、文字列内の {} で囲まれた部分は、Pythonの式として評価し、その結果を文字列として出力する。 >>> f'hello' # 式を含まないf文字列 'hello' >>> f'100+1={100+1}' # 式を評価 '100+1=101' >>> order={'spam':100, 'ham':200} >>> f'spam: {order["spam"]}, ham: