2015/1/18 本記事は、「データプレゼンテーションの教科書」(日経BP社)掲載のガー・レイノルズ氏インタビューを許諾を得て再編集した記事です。「プレゼンテーションzen」の著者でもあるガー・レイノルズ氏のデザイン哲学をインフォグラフィックを織り交ぜながら解説します。 詰め込みすぎとデコレーションはノイズ はじめに一枚のスライドをご覧ください。 プレゼンスライドを作成する際、ほとんどの人は提示する情報に不備があってはいけないと考え、「念のため」にすべての情報を盛り込もうとします。言い換えれば、リスク回避の「エクスキューズ」を詰め込むんですね。その結果、情報過多になり、伝えたい内容が不明瞭になってしまっています。 伝わりにくくしている原因は、情報量だけではありません。色やフォントの使い方にも原因があります。 では、このスライドはどうしたら良かったのでしょうか? 表面的なデザインテクニック