こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの神田です。 本日は、Windows Server 2012 R2 の Robocopy のマルチ スレッド オプションについて説明します。 Robocopy はかつてはリソース キットに含まれる無償ツールとして提供していましたが、Windows Vista、Windows Server 2008 からオペレーティング システムの標準コマンドとなりました。また、Windows 7、Windows Server 2008 R2 以降の Robocopy では、以前はシングル スレッドで動作していたコピー処理を、複数のスレッド、いわゆるマルチ スレッドで動作する機能が追加されました。 /MT オプションにてマルチ スレッド実行が有効となり、最大 128 スレッドまで対応します。 なお、 /MT オプションを付与してコピーを処理をマルチ スレ