都市のルールをつくっている(いた)人に話を聞いてみよう、というシリーズ。僕が持っている「都市計画のキホン」「都市計画制度徹底活用法」という二冊の本の著者でもある佐々木さんと知り合ったので、さっそく話を伺いました。 テーマは 「僕らにできることは何ですか?」 佐々木晶二:1982年建設省入省、1989年岐阜県都市計画課長、1995年建設省都市計画課課長補佐の時に、阪神・淡路大震災に直面し、被災市街地復興特別措置法を立案、2006年兵庫県まちづくり復興部長、2011年都市局総務課長で東日本大震災に直面し、津波復興拠点整備事業等復興事業の予算要求を立案。2013年内閣府防災担当官房審議官。その後、民間都市開発推進機構. 上席参事 兼 都市研究センター副所長、国土交通政策研究所長などを務めた。 構造的な問題 ー 佐々木さんは国交省や関連機関で様々なルールを設計されてきましたよね。僕らはいま、街・都