ブックマーク / anngc.jp (2)

  • 緑深い山は幻想。里山はかつて禿げ山だった | オールナイトニッポン Gold Club

    『となりのトトロ』という映画を観たひとは多いだろう。 昭和30年代初頭。車はあるけれどテレビはまだ普及していない時代。都心から郊外の丘陵地帯に越してきた学者の父と二人の娘。周囲には、田んぼと、深い森に覆われた「里山」。そんな山の主のような巨大な楠には、不思議な生きものが住んでいた。その名はトトロ……。 この映画を見て、そう、たとえば今50歳以上の人はこう思ったりする。 ああ、自分が子どものころは、まさに「トトロ」のような風景がいっぱいあったなあ。都心から郊外に出たら、青々とした緑に包まれた里山があったなあ。 カブトムシなんかとったよなあ。 田舎のおばあちゃんのところにいったら、ほんとに自然が豊かだったよなあ。 それに比べて、今の日は、緑がどんどんなくなって、文明が発達するのはいいけれど、自然も緑もなくなるし、里山風景も消えてく……。 とまあ、「トトロ」を見た大のおとなは、だい

    kkbt2
    kkbt2 2013/06/20
    「目の前のこんもり茂った山を観ず、高度成長期以前の麗しき「里山幻想」にひたるようになった。事実は逆で、むしろ経済の高度成長期が、森の復活を促した」
  • ショッピングモールが商店街を潰したというのはウソ?「地方」の真相を読み解くための1冊 | オールナイトニッポン Gold Club

    人口減少。産業空洞化。シャッター商店街。高齢化。 唐突にいやな単語ばかり並べてみた。さて、皆さん、これで思い浮かべるのは、どこか?はい。すぐにおわかりだろう。「地方」である。 日の「地方」は、ダメダメである。少なくとも、メディアの多くはそう語っている。 そこで、自分の故郷を振り返ってみる。 なるほど。駅前の旧市街は、シャッター商店街だらけである。かつてあった3つの百貨店は消えてなくなった。休日、住人は、ダウンタウンを目指すことはなく、ジャージを着たまま、郊外のショッピングモールに車で出向く。デートも、遊びも、買い物も、事も、映画も、ワンストップで全部クリア。 ちなみにこれは、私の田舎、静岡県浜松市の話である。 と書くと、ああ、大手ショッピングモールが昔ながらの商店街をつぶしちゃった、って話ね、と早合点されるかもしれない。事実、「ショッピングモールが地方をつぶした」話に代表される、型に

    kkbt2
    kkbt2 2013/02/13
    「ディズニーランド、実は、アトラクションで客を寄せ、実際には小売りと飲食で稼ぐデパートのような業態」「地元のひとまでもが、いつのまにか、つくられた安直な物語をいつのまにか信じてしまっている」
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