ブックマーク / masuda220.hatenablog.com (6)

  • マネジメントの知識がドメイン駆動設計を加速する - ソフトウェア設計を考える

    2023年6月13日開催の設計コミュニティイベント「現場から学ぶモデル駆動の設計 第24回」で発表した資料の説明です。 スライドを公開しています。 概要 今年の三月に出版された佐藤大典さんの『エンジニアのためのマネジメント入門』に書かれている知識は、ドメイン駆動設計を実践する時にとても役に立ちます。 (2023-6-15 「深い洞察に向かうリファクタリング」と「戦略的設計」の内容を加筆) このの内容をチームで習得することでドメイン駆動設計をより効果的に進められます。 『エンジニアのためのマネジメント入門』 『ドメイン駆動設計』に取り組む時に、特に関係するのはこの4つの章の内容です。 『ドメイン駆動設計』 エヴァンス氏の『ドメイン駆動設計』は全体は4部で構成されています。 それぞれの部に書かれた内容と『エンジニアのためのマネジメント入門』の内容がどう関係するかを紹介します。 第1部「ドメイ

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    kkeisuke
    kkeisuke 2023/06/13
  • 『ドメイン駆動設計』の解説記事を書きました - ソフトウェア設計を考える

    日(1月18日)発売された、Software Design誌 2023年2月号の第一特集で「ドメイン駆動設計入門」を書きました。 執筆の意図と記事の概要を簡単にまとめておきます。 Software Design 2023年2月号|技術評論社 執筆の意図 特集のサブタイトルにある通り「設計力を磨きたい」読者が、ドメイン駆動設計の基礎を知ることで「設計の手法とアイデアの引き出し」を増やすことの役に立てればと思い執筆を引き受けました。 重視したこと 断片的な用語やパターンの解説でなく、ドメイン駆動設計の全体像と要点を伝える 全体像を伝えるための図や表を多めにした(ソースコードの例は少ない) 全体像と要点は、原典である『エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計』(以下『ドメイン駆動設計』)の説明を中心にした ドメイン駆動設計の具体例として『ドメイン駆動設計』に出てくる国際海上貨物輸送の具体的な業務

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    kkeisuke
    kkeisuke 2023/01/18
  • ドメイン駆動設計というソフトウェア開発のやり方 - ソフトウェア設計を考える

    この記事はドメイン駆動設計を取り入れたソフトウェア開発を実際にどのようなやり方で進めているかの事例紹介です。 2021年10月のモデルベースで要件定義をやってみた - connpassで発表した資料の解説です。 設計の効果 良い設計は悪い設計よりも変更が楽で安全です。 ドメイン駆動設計は、そういう良い設計を目指すための設計の考え方とやり方の一つです。 ドメイン駆動設計の特徴は次の2つです。 ソフトウェアで扱うさまざまなロジックとデータをドメインに焦点を合わせて整理して記述する 関連するロジックとデータを一つのクラスにカプセル化する ドメインとはソフトウェアの対象領域です。業務アプリケーションであれば、事業活動がドメインです。この記事では、ドメイン(事業活動)に焦点を合わせたクラス設計の考え方とやり方の基的な流れを紹介します。 画面やユースケース中心のソフトウェア開発 アプリケーション開発

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    kkeisuke
    kkeisuke 2021/11/02
  • ドメイン駆動設計の集約のわかりにくさの原因と集約を理解するためのヒント - ソフトウェア設計を考える

    『ドメイン駆動設計』のモデル要素のひとつとして「集約」があります。 アプリケーションの対象となる事業活動の仕組みや決め事をソフトウェアで表現する技法のひとつとして集約の考え方はとても役に立ちます。 集約パターンはデータベースのデータ整合性の視点での説明されることが多いようです。しかしデータ整合性の文脈で集約を理解しても、ドメイン駆動設計の中核の関心事である「ドメインの複雑さ」を理解しドメインの知識をクラスで表現するためにはあまり役に立ちません。 この記事では、集約パターンをドメインロジックを表現するモデルの構成要素として効果的に利用するためのヒントを提供したいと思います。 集約はデータ操作の道具ではありません。集約はビジネスルールにもとづくドメインロジックのモデリングと実装の手段です。ここがわかるとドメイン駆動設計の理解が一気に進むと思います。 どうして集約がデータ整合性の話になってしまう

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    kkeisuke 2021/05/07
  • 7つの設計原則とオブジェクト指向プログラミング - ソフトウェア設計を考える

    設計原則はよい設計をするための指針です。 では、よい設計とはなんでしょうか? もっとも重要なソフトウェア品質は発展性 ソフトウェアの発展性がビジネス価値を生む 発展性をうみだす7つの設計原則 モジュール化 モジュール化の2つのアプローチ 型によるモジュール化 手続き的なモジュール化 関心の分離 関心の4象限 入出力と計算・判断の分離 業務の関心と実装の詳細の分離 もっとも複雑な関心事(ビジネスロジック)の分離を徹底する カプセル化と抽象化 カプセル化 ビジネスロジックのカプセル化 抽象化 データ抽象 ビジネスロジックとデータ抽象 高凝集と疎結合 凝集度 結合度 隠された結合性の問題 定義の一点性 見た目が同じコード 7つの設計原則の学び方 コードの実装例 ドメインオブジェクト設計のガイドライン 実践ガイドとして使える 設計の考え方を理解するための もっとも重要なソフトウェア品質は発展性

    7つの設計原則とオブジェクト指向プログラミング - ソフトウェア設計を考える
    kkeisuke
    kkeisuke 2020/06/27
  • オブジェクト指向プログラミングを学ぶための推薦図書 - ソフトウェア設計を考える

    オブジェクト指向プログラミングを学ぶ オブジェクト指向プログラミングという言葉は、広い意味で使われている。 オブジェクト指向プログラミングをキーワードにすべての情報をかき集めて理解するというアプローチは現実には無理。 目に付いた重要そうなところを見繕って集めてみても、たぶん混乱するだけ。 この記事では、オブジェクト指向プログラミングのいろいろなアプローチの中で、 クラスを使って独自の「型」を定義するプログラミングスタイル 関連するデータとロジックをまとめて、小さな入れ物に格納する「カプセル化」を重視するプログラミングスタイル を学ぶための参考図書を紹介したい。 型とカプセル化に重点を置く設計スタイルがわかってくると、それとは異なるスタイル、異なる力点を置くアプローチとの違いが具体的にわかるようになってくる。*1 *2 まずは、オブジェクト指向プログラミングの中で、型・クラス・カプセル化に力

    オブジェクト指向プログラミングを学ぶための推薦図書 - ソフトウェア設計を考える
    kkeisuke
    kkeisuke 2019/09/08
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