最近、BPM(ビジネスプロセスマネジメント)は内部統制や業務の可視化、SOAなど様々な領域において注目されています。読者の皆様はそれらの想定しているBPMの内容が各々異なっているのを目にしていることでしょう。 そのような状況を考えることが、そもそも「BPM」なのです。 まずは筆者の捉えているBPM(ビジネスプロセスマネジメント)の基本定義からはじめます。 BPM(ビジネスプロセスマネジメント)とは、業務プロセスに着目し、それをワークフローなどでプロセスとプロセスの活動状況を把握し、最適な業務活動を維持するための継続的な業務遂行と改善サイクルをマネジメントする考え方です。その時の継続改善には、日常的なものからシステムの変更を伴うものまで、難易度や内容が様々です。そのため、継続改善の構成として周期に着目した4つのアクティビティが必要となります。 業務の継続改善を構成する4つのアクティビティは「