CRD(Custom Resource Definition)。 「時々見かけるワードだけど、何となく使っていてよくわからない」「そもそもCRDって何?」という方もいらっしゃると思います。 これを紐解くキーワードは「拡張性」です。Kubernetesのメリットの一つである優れた拡張性を実現するのが、CRDによるリソースの拡張なのです。 もちろんリソースの拡張をせずとも、Kubernetesの標準リソースだけでもさまざまなことが実現できますし、それで十分というケースもあるでしょう。ですが、世の中にある膨大なITシステムで実現するアーキテクチャにはさまざまなものがあります。Observability(可観測性)やCI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)など含めた運用性を考慮すると、標準リソースだけで実現できるとは限りません。 そのため、求められるアーキテクチャを実現するにあたっ
![Kubernetes入門(24) Kubernetesのアーキテクチャの"肝"-「CRD」を使ってみよう](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/81d82c1c90b54dd58b03fb54cde20bf314f8a708/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews.mynavi.jp%2Ftechplus%2Farticle%2Ftechp5736%2Findex_images%2Findex.jpg)