URLフィルタリングのネットスターは8月10日、「職場でのインターネット利用実態調査」の調査結果を発表した。 調査によれば、特に中小企業で従業員によるインターネット利用を管理する仕組みができていないケースが多いこと、従業員の私的なインターネット利用が多くなっていること、従業員の意識の向上が重要な課題であることが浮き彫りになった。企業におけるパソコンやインターネット利用ポリシーの策定は進んでおり、1000名以上の企業では82%が「ポリシーが定められている」と答えている。しかし、30〜100名の企業では38%、30名未満の企業では20%と、企業規模によって大きな差があった。 インターネットの私的利用は76%の従業員が行っており、その目的は「プライベートな調べもの(84%)」、「気分転換として(52%)」などであった。また、48%はウェブメールを利用しており、仕事データを自宅で利用するケースもあ