インプレスホールディングス(HD)は三省堂書店と組み、電子書籍のデータを使って店頭で印刷・製本して販売する。データの多重活用で収益拡大につなげる。子会社インプレスR&D(東京・千代田)が1年以内に発行を計画する100冊の電子書籍すべてのデータを三省堂書店に供給する方針だ。まず月内にインプレスR&Dの新刊3冊の電子書籍のデータを供給する。「オンデマンド」と呼ぶ仕組みで、店頭で客から注文を受けた段
![電子書籍を書店で製本 インプレスと三省堂 - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0e3c5e614e8acdad43d69cde8f3e93836e869a85/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2F.resources%2Fk-components%2Frectangle.rev-d54ea30.png)
電子書籍に関するニュースなどに対する反応を見ていると、「自分はこれからも紙で買うからいい」という意見が散見されます。まだまだ電子書籍の読書環境が整っているとは言いがたく、これだけ「紙の本」の環境が充実している日本ではもっともと思える意見です。ただ、「紙の本」の制作・流通形態もまた、これまでとずっと同じというわけにはいきそうにありません。すでにその変化は始まっているように感じています。 今回は、新しい紙印刷のカタチ、「オンデマンド印刷」について書いてみたいと思います。電子書籍のブログで何故、と思われる方もおられるかも知れませんが、おそらく電子書籍とオンデマンド印刷は無縁ではなく、将来的に相互補完する形で普及していくものと思われるからです。 「オンデマンド」の意味するもの 印刷業界の中には、「オンデマンド印刷」を「プリンタと同じトナーで印刷するオフセットやグラビアとは違う印刷方式」ととらえて
(株)ワークスコーポレーションはこのほど、デジタル印刷機の基礎知識とビジネスの実際を紹介した書籍「デジタル印刷ビジネス最前線」を発売した。 同書は、新しい印刷ビジネスを始めたいと考えるDTP・印刷業界人向けの1冊。製本、システム開発、クリエイティブなど、多彩な業界のデジタル印刷機ユーザーが、機種選択のポイントやデジタル印刷機を活用したビジネス、導入(利用)のメリット/デメリットを紹介している(デジタル印刷機「Fuji Xerox Color 1000 Press」印刷見本付き)。 120ページ、A4変型、価格は税込2,415円(http://www.wgn.co.jp/store/dat/3248/)。
大日本印刷(株)は、アスクル(株)が運営するネット印刷通販事業の商業印刷分野において協業し、アスクルの顧客基盤である全国の中小事業所向けに、チラシやパンフレット、ポスターなどの企画、制作などを行う総合印刷サービスの提供を本格的に開始する。 今回の協業は、アスクルの広汎な顧客基盤とDNPの印刷製造における高い技術力、それを支える生産体制など、両社の強みを生かしたシナジーにより、潜在する中小事業所のニーズに応える新たな印刷サービスの提供を目指すもの。顧客企業がフルカラーのチラシやパンフレット、ポスターなどの商業印刷物をネットで簡単に注文できる体制を整備し、高品質かつリーズナブル、短納期の製品・サービスを提供する。 まずは、商業印刷物のメニューの拡充とともに、DNPが保有する各ソリューションメニューをアスクルの顧客である中小事業所向けにカスタマイズして提供するほか、紙媒体のチラシデータを活用して
インキメーカー各社は相次いでオフセットインキの値上げを発表し、6月に入って順次実施されている。 今回の値上げは、昨年夏後半から秋にかけて実施された値上げに続くもの。各社とも、ロジン、顔料などといった主要原材料の価格高騰を主な理由とし、中国、東南アジア、その他新興国の旺盛な需要による原料供給逼迫、東日本大震災による原材料価格のさらなる高騰など「今回の原材料高騰は企業の自助努力の限界を超えている」とした上で、代替原料の使用などの対応策についても「価格改定を回避するほどの効果は得られていない」とし、「安定供給を確保していくために、やむをえず価格改定を行う」という姿勢だ。 値上げ幅は、東洋インキが枚葉インキで30円/kg、オフ輪インキで40円/kg。サカタインクスが枚葉インキで160〜180円/kg、オフ輪インキで140円/kg(6月15日出荷分から)。DICグラフィックスは値上げ幅については公表
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く