製紙メーカーが相次いで印刷用紙の値上げを発表している。5日に発表された日本製紙の値上げ表明を受け、6日には北越紀州製紙、三菱製紙が追随する形で値上げを発表。いずれも4月21日出荷分からの実施で、値上げ幅は15円/kg以上と横並び。対象品種は、上質紙・上質コート紙・軽量コート紙・微塗工紙など。 値上げの理由については、「需要の縮小や輸入紙の急増を背景とした市場価格の下落」「原燃料価格高騰に伴うさらなる収益悪化への懸念」などを挙げている。 今後、王子製紙や大王製紙の動向に注目が集まっている。
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製紙メーカーが相次いで印刷用紙の値上げを発表している。5日に発表された日本製紙の値上げ表明を受け、6日には北越紀州製紙、三菱製紙が追随する形で値上げを発表。いずれも4月21日出荷分からの実施で、値上げ幅は15円/kg以上と横並び。対象品種は、上質紙・上質コート紙・軽量コート紙・微塗工紙など。 値上げの理由については、「需要の縮小や輸入紙の急増を背景とした市場価格の下落」「原燃料価格高騰に伴うさらなる収益悪化への懸念」などを挙げている。 今後、王子製紙や大王製紙の動向に注目が集まっている。
(株)DNPアートコミュニケーションズは、「ggg Books-別冊7」の電子書籍アプリ を、iOSおよびAndroidの両OSを搭載した端末で配信開始した。 これは、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)設立25周年を記念し発刊された、世界のグラフィックデザイナーの作品集シリーズ「100 ggg Books 100 Graphic Designers-ggg Books 別冊7」(財団法人DNP文化振興財団発行)をもとに開発した電子書籍アプリ。 もっと広く、世界中のさまざまな生活者にグラフィックデザインに親しんでもらいたいというコンセプトのもと、ウェブページ作成の次世代言語であるHTML5を活用してDNPが開発した電子書籍用マガジンビューアで、多彩な表現によるコンテンツを閲覧できる。
ミューラー・マルティニ ジャパン(株)は、(株)講談社(本社/東京都文京区)からデジタル製本システム「シグマライン」の発注を受けたことを明らかにした。近い将来、日本初のシグマラインユーザーとなる講談社では、出版する書籍の一部をデジタル印刷化し、「シグマライン」により小部数を効率的に製作する計画。 小ロット化が進む出版市場。いかに小部数を合理的なコストと短納期で製作するか。世界中の出版社がこの課題に直面している。 「シグマライン」デジタル製本システムは、デジタル印刷機にインラインで接続され、印刷されたウェブ(連続用紙)をそのまま折断裁加工し、製本仕上げを行う。ワークフロー・コントローラ「コネックス」が、原稿PDFからのページ付け、印刷データへの展開、そして折り断裁など一連の製本工程プリセットまで一元的に制御管理するため、最小の人員で効率的な小部数印刷製本が実現できる。 新しい書籍製造ラインの
(株)ワークスコーポレーションはこのほど、デジタル印刷機の基礎知識とビジネスの実際を紹介した書籍「デジタル印刷ビジネス最前線」を発売した。 同書は、新しい印刷ビジネスを始めたいと考えるDTP・印刷業界人向けの1冊。製本、システム開発、クリエイティブなど、多彩な業界のデジタル印刷機ユーザーが、機種選択のポイントやデジタル印刷機を活用したビジネス、導入(利用)のメリット/デメリットを紹介している(デジタル印刷機「Fuji Xerox Color 1000 Press」印刷見本付き)。 120ページ、A4変型、価格は税込2,415円(http://www.wgn.co.jp/store/dat/3248/)。
大日本印刷(株)は、出版コンテンツや映像・ゲーム・キャラクターなど、出版社やメディア関連企業が管理する各種コンテンツの著作権契約の管理業務サポートサービス機能を電子書籍向けに強化し、11月25日よりASPサービスでの提供を開始した。 同サービスは、各種コンテンツの著作権や原稿料などに関する契約をデータベース化し、契約に基づく印税計算を行うシステムをASPで提供するとともに、出版社の要望に応じて、支払通知書の作成や発送などの業務をDNPが受託するもの。著作者の個人情報や出版社の販売情報などの機密情報を扱うため、データの保管や運用などはDNPのIDC(インターネットデータセンター)で、データ入力や通知書出力などは高度な情報セキュリティ体制があるDNP内の設備で実施する。 このサービスを利用することにより、印税計算などの著作権管理業務を効率化するとともに、関連する業務コストを削減できる。
大日本印刷(株)は、アスクル(株)が運営するネット印刷通販事業の商業印刷分野において協業し、アスクルの顧客基盤である全国の中小事業所向けに、チラシやパンフレット、ポスターなどの企画、制作などを行う総合印刷サービスの提供を本格的に開始する。 今回の協業は、アスクルの広汎な顧客基盤とDNPの印刷製造における高い技術力、それを支える生産体制など、両社の強みを生かしたシナジーにより、潜在する中小事業所のニーズに応える新たな印刷サービスの提供を目指すもの。顧客企業がフルカラーのチラシやパンフレット、ポスターなどの商業印刷物をネットで簡単に注文できる体制を整備し、高品質かつリーズナブル、短納期の製品・サービスを提供する。 まずは、商業印刷物のメニューの拡充とともに、DNPが保有する各ソリューションメニューをアスクルの顧客である中小事業所向けにカスタマイズして提供するほか、紙媒体のチラシデータを活用して
富士ゼロックス(株)(山本忠人社長)は、拡大教科書を製作するための「教科書デジタルデータ」の運用ガイド・活用マニュアルを作成し、同社ホームページで公開した。 2008年に施行された「教科書バリアフリー法」により、教科書発行者は、「教科書デジタルデータ(PDF)」を文部科学省へ提供することが定められ、これによりボランティア団体等の多くは、従来行っていたコピーによる作成という作業から解放され、「教科書デジタルデータ」をパソコンで編集・加工してプリント出力することが可能となり、大幅な労力の軽減が図れている。 同社では、文部科学省から2009年に「教科書デジタルデータ提供の在り方に関する調査研究事業」、2010年には「教科書デジタルデータ提供のためのシステム整備等に関する調査研究事業」を受託し、その研究成果の一部として「教科書デジタルデータ」の運用ガイド・活用マニュアルを作成。このたび、文部科学省
藤原印刷(株)(本社/長野県松本市)とNPO法人育て上げネットはこのほど、ひきこもり、ニート状態の若者、社会的孤立リスクの高い青少年に対する社会投資支援を促進するため、日本初となる印刷受注高に応じてNPO活動に寄付する「キフ印刷」(http://fujiwara-i.com/service/kifu.html)の仕組みをスタートした。 子ども・若者の人口が減り続ける一方、児童虐待、不登校、高校中退、若年失業率の増加、若者の非正規雇用、ニート、ひきこもりなど、日本の次代を支える世代は将来に希望も持てず、社会から排除されている現状がある。 これら社会課題の解決を目指すNPO法人育て上げネットと、藤原印刷の企業理念である「心刷」(一文字、一冊、ひとり一人を大切に刷る)が共感し、日本初となる寄付の仕組みをスタートするもの。身近な「印刷物」を利用することで、大企業だけでなく、中小企業や個人でも気軽に
(株)オープンエンド(東京都豊島区、平田憲行社長)は、MS-Wordファイルから、iPadやAndroid端末、PCなどで閲覧できる標準的電子書籍形式ePubファイルを生成するフリーソフトの公開に続き、有料版「Smart ePubプロ版」を発売した。 「Smart ePubプロ版」は、ビジネス用ドキュメントの電子書籍化ニーズに的を絞ったオールインワンePubオーサリングソフト。Word、Excel、HTML、RSSフィードをインポート&配列して編集する機能に加え、ワープロライクなリッチな編集機能を備えた対話エディタとHTMLを周知しているユーザーに便利なソース編集エディタ、表紙作成エディタなど、使いやすいユーザインターフェイスを搭載している。 同社では「Smart ePubプロ版」の発売を記念して、キャンペーン販売を実施する。 【キャンペーン期間】 2011年11月30日まで 【特別価格】
共同印刷(株)(本社/東京都文京区・稲木歳明社長)は、被害額が高額化する「振り込め詐欺」事件に対して様々な対策を講じている埼玉県警より「振り込め詐欺被害防止コールセンター業務」を受注し、9月1日より運用を開始した。 共同印刷は、印刷メディアによるコミュニケーション支援に加えて入出力業務やコールセンター業務を組み合わせたBPOサービスを展開しており、今回開始した「振り込め詐欺被害防止コールセンター」業務は、これまでの実績と蓄積したノウハウを活用し、コールセンターのオペレーターが県内の各家庭に電話にて詐欺の手口を知らせながら警戒・注意を促して被害防止に努めるというシステム。 なお、今回のコールセンター開設は、埼玉県の緊急雇用創出基金を活用しており県内の雇用促進の一助ともなっている。
印刷産業のトレンドを捉える印刷業界専門紙【印刷ジャーナル】のニュース配信サイト:PJ web news|印刷時報株式会社 会社概要|お問い合わせ|サイトマップ 国際総合印刷機材展「IGAS2011」が9月16日から21日までの6日間、東京ビッグサイト東館全ホールを使用して開催される。今回の統一テーマは「Print your Future!〜印刷は環境と共に進化する〜」。国内景気の低迷、そして今年3月に発生した東日本大震災の影響などから前回のIGAS2007と比べ約6割程度の327社・2,724小間の出展規模となったが、プリプレスから印刷、ポストプレスにわたり世界の主要メーカーはもとより、特にデジタル分野では活気あふれる多くのベンチャー企業が多数出展参加。さらに今回は、東日本大震災復興支援企画も用意しており、IGASを通じて日本の印刷産業の景気回復だけでなく被災地支援にも力を注いでいく。 【
印刷の通販グラフィックはこのほど、印刷のウェブマガジン「&graphic(http://www.graphic.jp/magazine/)」をオープンした。 誰もが気軽に利用できる印刷通販サービスの魅力や、印刷を通して広がるコミュニケーションの可能性を、様々な読み物コンテンツを通して発信。また、様々な印刷技術・サービスや、それを活用する人々を通して印刷の新しい可能性を提案する。 主な特集コーナー(随時更新)として、第一線で活躍するアーティストやデザイナーなどへのインタビュー、展示会などのイベントレポート、出荷・納品された印刷物がどこでどのように使われているかを追跡した印刷の使用事例、現在デザイン誌に展開中の広告アーカイブなどを企画。 それぞれの記事には、各種ソーシャルメディアで感想を書き込んだり、情報共有できる機能も付加。さらに今後の展開として、印刷技術や用紙などのわだいや、広報関連の最新
独立行政法人国立美術館 国立西洋美術館(青柳正規館長)、財団法人 西洋美術振興財団(高階秀爾理事長)と、凸版印刷(株)(金子眞吾社長)は、プリントオンデマンド技術を活用した、来館者個々の要望に応じた幅広い品揃えのミュージアムグッズを在庫無しで迅速に提供する次世代ミュージアムショップの実現に向け、協業を本格的に開始した。 国立西洋美術館では限られたショップスペースで来館者の希望するあらゆる作品を様々な形態に商品化し提供することや、多言語化対応、作品解説の更新を適時行えることなどが課題だった。また、長期陳列による品質劣化の可能性や大量生産による在庫リスクがあった。 今回、凸版印刷が開発した商品在庫を不要とするプリントオンデマンドシステムは、凸版印刷のカラーマネジメント技術により色調管理された所蔵作品画像データをデータベースに格納。来館者が購入したい商品を探すための商品検索や購入手続きを手軽に行
インキメーカー各社は相次いでオフセットインキの値上げを発表し、6月に入って順次実施されている。 今回の値上げは、昨年夏後半から秋にかけて実施された値上げに続くもの。各社とも、ロジン、顔料などといった主要原材料の価格高騰を主な理由とし、中国、東南アジア、その他新興国の旺盛な需要による原料供給逼迫、東日本大震災による原材料価格のさらなる高騰など「今回の原材料高騰は企業の自助努力の限界を超えている」とした上で、代替原料の使用などの対応策についても「価格改定を回避するほどの効果は得られていない」とし、「安定供給を確保していくために、やむをえず価格改定を行う」という姿勢だ。 値上げ幅は、東洋インキが枚葉インキで30円/kg、オフ輪インキで40円/kg。サカタインクスが枚葉インキで160〜180円/kg、オフ輪インキで140円/kg(6月15日出荷分から)。DICグラフィックスは値上げ幅については公表
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