市場が拡大しつつある電子書籍――それを裏付けるデータがICT総研から公表された。まずはソフトについて、2012年度の電子書籍コンテンツは市場規模が729億円となり、11年度の671億円から約8.6%増加した。将来予測は、翌13年度に1000億円、15年度には1500億円を突破し、16年度には1850億円に達すると見込まれている。 一方のハードは、電子書籍閲覧専用端末とタブレット端末を合わせた出荷台数ベースで12年度に549万台を記録。11年度の302万台から81.7%の増加となり、将来は15年度に1000万台を超えて1010万台、16年度には1133万台にまで拡大すると予測されている。 また、インターネットユーザー1万2000人に対するアンケート調査によると、電子書籍ストアの利用率でトップになったのは楽天の「kobo」で2.5%、2位はアマゾンの「Kindleストア」で2.1%、3位はアッ
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