プログラムの品質を表す、数多くの指針の中に「保守性」と「可読性」があることは、多くの方がご存じでしょう。そしてその指針について、今までも多くの議論がなされてきたことと思います。ですが、今に至っても議論の対象となりやすい話題ではないでしょうか。 新たに発生した要求に対応するためにプログラムを修正する際、それが容易であるかどうかが、保守性を考える指針となります。この場合、プログラムのソースコードだけに目がいきやすいですが、実際にはドキュメントなどの「ソースコード以外」も重要です。 もう1つの可読性とは、ソースコードがいかに読みやすいか、理解しやすいかについてです。コーディング規約などで定義されるもので、メソッドにおける行数やコメントの記載、命名規約などがそれに相当します。 開発をしている方でしたら、実施しているかどうかは別としても、このような定義には通じられていることと思います。 定義だけを見