『BAROQUE 欠落のパラダイム』 本文中で紹介している歪んだ妄想のゲーム『BAROQUE』のコミカライズ版が新装復刊したのだった。 ドキュメンタリーなのかコントなのか、どこからどこまで仕込みなのかガチなのか、どう展開するのかさっぱり判らない。 そもそも何がやりたいのかわけの判らぬ番組なのに、ズルズルと(最初は、なんだこれ、つまんねって思ってましたごめん)惹き込まれて、 この最終話直前で、その思いが俺の中で爆発してしまった、すげぇよ、これ。 私は、ゲームデザイナーだ。 『ぷよぷよ』『トレジャーハンターG』『BAROQUE』といったゲームの企画監督脚本を担当した。 『ぷよぷよ』はまだ少人数だから良かったが、その後、どんどん制作に関わる人数が増えてきて、たいへんな思いもした。 『トレジャーハンターG』のときは、テストプレイヤーも含めると数百人の関係者で、顔も覚えられない、話したことのない人も
北条かやについて書くと、大半の人は賛同してくれるのだけれど、わずかな人は「まだやってるのか」「しつこい」「どっちもどっち」という言葉を投げかけてくる。それは非常に辛く、心を削り取られる。「もう相手にしない方がいい」ともよく言われる。 でも、私が相手にしないといけないのだ。なぜなら、彼女は「反論できない人を悪く言う」から。反論できる私が反論しないといけない。私が例えば死んだりして反論できなくなれば、彼女は喜んで私の批判や愚弄を始めるだろう。そういう人なのだ。 こんな記事をいちばん上にあげておきたくないので、できるだけ早いうちに次の記事を書こう、と自分に向けてせっついておく。 北条かやが新刊を出すという。2016年にインターネット上で私と雨宮まみさんによって厳しく批判され、言葉で対抗せずに自分の命を粗末に扱ったことで場を凌いだ(らしい)彼女が、「インターネットで死ぬということ」という、また「死
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