「ひとよひよとにひとみごろ」 「ふじさんろくおうむなく」 この語呂合わせを覚えている人も多いでしょう。ルート2やルート5の値はそれぞれ、 1.41421356… 2.2360679… という値で、これを2乗すると「2」と「5」になります。今回の記事は、このルートにまつわる雑学数学をご紹介します。 ルートの値を求めるとあるテクニック まず1つ目の話題はルート10を有理数で表記する(つまり分数や小数で表すと)とだいたいいくつになるか? そしてその計算方法はどういうやり方があるか? といったものです。 本題に入る前に言葉の定義をはっきりさせておきましょう。「ルート」と似た意味の言葉に「平方根」というものがあります。ある数 a の平方をとった(つまり、2乗した)値を x とすると、 x = a×a という関係式で表すことができます。このとき、「aはxの平方根」であるといいます。ここで注意してほしい
![「2乗して10になる数」はどう求める? じつは分数でも書けます。(横山 明日希)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/018e375def775522a5dc1ac4b4957af93d3d5b44/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F0%2F1%2F1200m%2Fimg_01de2ddbed3ae82a6845de94b7c22c5f86060.jpg)