ニンテンドーDSを使って漢字の学習をする児童たち=26日午前、大阪府大阪狭山市の市立南第三小、小玉重隆撮影 大阪府教育委員会が学力向上のために企画した携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」を使った学習が26日、大阪狭山市の市立南第三小学校で始まった。府教委は府内の公立小中計20校に40台ずつ貸し出している。「都道府県単位で携帯ゲーム機を学習に採り入れるのは初めて」という。 同校ではこの日、1時間目が始まる午前8時45分までの15分間、5年1組の35人が黙々と専用のペンで画面に漢字や読みを書き込んでいた。 同校では今年度から、漢字に関心を持たせようと、3年生以上を対象に、学校独自の漢字検定に取り組んでいる。山中雅典校長は、DS活用も意欲づくりの一環ととらえ、「試してみて効果がなかったらやめればいい」と話す。 府教委は今回、800台を購入。希望のあった学校の中から小中10校ずつをモデル校に定