汚名の中に隠された救国の英雄...リスト・ヘイッキ・リュティ あなたたちの全ての罪を被り。 この争いの全ての責任を取ろう。 祖国のために。 すべて一人で背負おう。 恰好いい言葉だけれどそれを実行するのは並大抵のことではなく。 ましてそれが国家間の戦争責任だったとしたら。 かつて大国同士に挟まれた小さな国で、まさしくその並大抵でないことを実行して国を救うきっかけを作った男がいます。 大国の名は当時のソビエト...そしてナチスドイツ。 救われた国の名はフィンランド。 彼の名はリスト・ヘイッキ・リュティ。 ヒトラーとナチスを一世一代のペテンにかけた男。 しかし祖国を救ったその名誉は他国には隠され。 その名は地に落ちて...世界から戦争犯罪者と呼ばれた男。 鋼鉄の暴風と軍靴の響きが世界を満たしていた時代に生きた政治家。 今回は私が大好きなフィンランドの隠された英雄の話。 遠くて近い国フィンランド。
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