J1開幕節で唯一の地上波放送のカードになったのが、埼玉スタジアムで行われた浦和レッズ対FC東京の試合。こちらも観客は最大5000人に限られた中での試合となった。 今シーズンからリカルド・ロドリゲス監督が率いる浦和は、4-4-2のフォーメーションでFWに明本、右SHに小泉、ボランチに伊藤敦と新加入選手3人を加えた布陣。東京は4-3-3のフォーメーションで、前線はディエゴ・オリヴェイラの1トップに、ウイングがレアンドロ山形から加入した渡邊が入った先発。 試合開始直後は東京が勢いを持って攻めに出て来たのだが、これまでの浦和であれば、個人がバラバラに対応して組織としてのまとまりが無かったところだが、今期はしっかり4-4のコンパクトなゾーンで固く守り、ボールを奪ったらサイドを中心に手数をかけず素早くパスを繋ぐ意識が垣間見える。 前半14分には、東京の縦パスを山中がカットし、ダイレクトで小泉、杉本と繋