レキシの未配信楽曲が、5月6日から各サブスクリプションサービスで配信されている。 今回配信されるのは、2ndアルバム『レキツ』から6thアルバム『ムキシ』までのアルバムに加えて、シングルのカップリング曲など69曲。椎名林檎、斉藤和義、秦基博、松たか子、三浦大知、上原ひろみらとのコラボ曲も含まれる。ラインナップの詳細はレキシのオフィシャルサイトで確認しよう。
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オリンピックと日本の近代化を扱ってきた『大河ドラマ「いだてん」』もいよいよ完結間近。日本初のオリンピック日本代表、金栗四三(かなくり しそう)から始まり、1964年の『東京オリンピック』誘致の立役者である田畑政治(たばた まさじ)へと主役をバトンタッチして進んできた1年間は、スポーツのみならず戦争や政治、さらには落語の世界から見た近代史をテーマに含み入れ、時代が大きく揺れるいまだからこそ見られるべき物語へと拡張してきた。 CINRA.NETでは、その音楽を担当した大友良英に7月のサントラ後編のリリースで1度インタビューをしているが、11月にリリースされたばかりの最後のサントラ「完結編」について、あらためて話を聞く機会を得た。たった約4か月のあいだに芸術文化と政治の関係はめまぐるしく変わったが、大友はこの急激な状況の変化をどのように受け止めているのだろうか? また、この変化は『いだてん』後半
「疑問を持つこと、いろんなことを知っていくことは、唯一カウンターの条件だと思う」。そう筆者に語ってくれたのは、GEZANのマヒトゥ・ザ・ピーポーだったわけだが、今、自分がどのような世界に生きているのかということを正確に把握するのは、とても難しい。この国の経済は右肩下がりで、正解のない世界で人々はあらゆることでいがみ合い、分断と衝突を繰り返している。資本主義という巨大な構造のなかで、私たちの一つひとつの選択が未来にどのような影響を及ぼしていくのか、想像してもしきれない。この混沌とした時代の渦中で、あなたが私と同じように世界を少しでもよりよくしたいと願っているのだとしたら、知らなければいけないことは無数にある。 終わりゆく2010年代へのたむけたるROTH BART BARON『けものたちの名前』のリリースに先駆け、フロントマンの三船雅也と音楽評論家・田中宗一郎による対談を実施した。CINRA
2月19日にZepp Tokyoで行われたフィッシュマンズの主催イベント『闘魂 2019』は、日本の音楽シーンにおける今年最初のハイライトだったと言っても過言ではないだろう。佐藤伸治が急逝した1999年以来、20年ぶりの開催となった『闘魂』に出演したのは、茂木欣一が『POLY LIFE MULTI SOUL』(2018年)を聴いて衝撃を受け、声をかけたというcero。アンコールではフィッシュマンズのステージに高城晶平と角銅真実も参加し、この日ボーカリストを務めたクラムボンの原田郁子とハナレグミとともに、“JUST THING”と“Weather Report”を歌い上げたことは、多くの人の心に刻まれたはず。 そして、原田郁子と高城晶平がクラムボンとceroとして再び顔を合わせるのが、5月11日と12日に静岡県・富士市で開催される新しいキャンプフェス『FUJI & SUN』。エルメート・パス
デビュー以来、国内外のインディーロックと共振しながら深遠な歌世界を湛えた独自のオルタナティブフォークロックを作り上げてきたROTH BART BARON。前作から約3年、待望となる新アルバム『HEX』が11月7日にリリースされた。 今年8月にCINRA.NETにて公開した、三船雅也と編集者・若林恵の対談でも触れられていたとおり、バンドとリスナーが様々な形で対話・交流を行う「P A L A C E(β)」というクローズドのFacebookページを立ち上げるなど、音楽そのものへの創作に加えて、今この世界で「新たに繋がっていく」ことへの実践も行う彼らは、どのような意識をもって新作の制作に臨んだのか。前作リリース以来今日までの3年間は、EPのリリースやフェス出演など慌ただしく充実の活動を送っていたようであったが、その実、ロックミュージックを愛するがゆえの苦悩を味わった日々でもあったという。 今回、
メイン画像:『FUJI ROCK FESTIVAL '18』GREEN STAGE風景 ©宇宙大使☆スター 7月27日から7月29日まで3日間にわたって行なわれた『FUJI ROCK FESTIVAL '18』(以下『フジロック』)。苗場での開催がスタートしてから20周年となった今回は、台風12号の影響による暴風雨に見舞われたものの、前夜祭を含む4日間で延べ12万5千人が来場した。 ヘッドライナーを務めたN.E.R.D、ケンドリック・ラマー、ボブ・ディランをはじめとする豪華ラインナップに加えて、今年の『フジロック』の大きなトピックとなったのが史上初のYouTubeでのライブ配信だ。GREEN STAGE、WHITE STAGE、RED MARQUEE、FIELD OF HEAVENの4つのステージで行なわれた60組近くのアーティストのパフォーマンスを、2つのチャンネルを通して全世界に向けて
社会現象にもなったアニメ『けいおん!』の音楽をはじめ、ロックバンド「SuG」やアイドルグループ「マジカル・パンチライン」の総合プロデュース、でんぱ組.inc、T.M.Revolutionなどへの楽曲提供と、多岐にわたる活動を行なっているクリエーターTom-H@ckさん。最近はOxTやMYTH & ROIDなど、アーティスト活動も展開するなど、ますます活動の場を広げています。 さらに昨年、自身の会社「TaWaRa」を設立し、代表取締役に就任。いったいどんなモチベーションが彼を突き動かしているのでしょうか。最近引っ越したばかりのプライベートスタジオを訪ね、彼の壮大な野望を聞いてきました。 「音楽で人を救いたい」と思ったきっかけは、大失恋だった 宮城県石巻市出身のTom-H@ckさん。父方が建築事務所を代々経営し、祖父は趣味で尺八を、父はギターを弾くオーディオマニアという環境で育ちました。家には
インタビュー・テキスト by 麦倉正樹 撮影:森山将人 編集:山元翔一 取材協力:ABOUT LIFE COFFEE BREWERS 現在はtoddleでボーカル&ギターを務める田渕ひさ子と、クラムボンの原田郁子が、同じ女子高に通っていた同級生であったということは、知る人ぞ知る事実。しかし、この話にはあまり語られていない背景がある。実はこの二人、高校時代の交流はほとんどなく、むしろ東京に出てきてから互いの素生を語るうちに、その偶然の再会に驚き、意気投合したのだという。 そんな近そうでいて、お互い知らない時間のほうが多いと明かす二人を招いた対談は、親密さと緊張感の入り混じる不思議な時間だった。それぞれ人生経験を積んだ二人は、20年以上の時を経て教室の隅で語り合う少女のようでもありながらも、相手への配慮を欠かさない大人の距離感を保っていた。 同じ1975年生まれの女性として、彼女たちは、どんな
今年結成20周年を迎えたROVOがニューアルバム『XI』を発表する。勝井祐二、山本精一、芳垣安洋、岡部洋一、原田仁、益子樹という六人は、もともと主にアンダーグラウンドのシーンで活躍していたプレイヤーたちだ。 しかし、勝井の「ダンスミュージックを生演奏するバンド」というアイデアのもとに集まると、その特異な音楽性が徐々にオーバーグラウンドでも注目を集めていく。今では同じく今年20周年を迎えた『FUJI ROCK FESTIVAL』のFIELD OF HEAVENや、日比谷野外音楽堂といった彼らにとってのホームグラウンドで大勢のオーディエンスを熱狂的に踊らせているというのは、改めて考えると非常に感慨深い。 1999年発表のファーストアルバム『imago』に収録されている“KMARA”の再録から、元レーベルメイトで、昨年から共演を果たしているナカコーを迎えた“R.o.N”、いかにもROVOらしい2
くるりのオリジナルメンバーによるライブが、9月1日にスペシャアプリ、LINE LIVEで生中継される。 1996年9月1日に、当時立命館大学に在学中だった岸田繁、佐藤征史、森信行によって結成されたくるり。バンド結成20周年の記念日に行なわれる今回のライブでは、岸田、佐藤に加えて、2002年に脱退した森を加えた編成による演奏を披露する。 公演の模様はスペースシャワーTVによるスペシャアプリと、LINE LIVE内のスペースシャワーTVおよびLIVEミュージックのアカウントで19:30から生中継される予定。また当日の模様を含むくるりの特別番組『V.I.P. ―くるり―』が、9月18日にスペースシャワーTVで放送される予定だ。
ライブハウス事業者から構成される事業者団体「一般社団法人ライブハウス コミッション」の設立が発表された。 風営法改正を契機に、ライブエンターテイメント業界でも新たな時間市場を活用し、さらなる業界の発展を目指すことを目的に設立された同団体。一定条件のもとでクラブなどの深夜営業が可能となる改正風営法は本日6月23日に施行された。 同団体に参加するのは、TSUTAYA O-EASTなどのO-Groupを運営する株式会社シブヤテレビジョン、WWWを運営する株式会社スペースシャワーネットワーク、LIQUIDROOMを運営する株式会社ディフェンスアンドアソシエイツ、duo MUSIC EXCHANGEを運営する株式会社デュオ・ミュージック・エクスチェンジ、CLUB QUATTROを運営する株式会社パルコ、新宿LOFTを運営する株式会社ロフトプロジェクト、下北沢SHELTERを運営する有限会社ロフト。
2016.06.20 Mon Sponsored by BOOM BOOM SATELLITES『LAY YOUR HANDS ON ME』 BOOM BOOM SATELLITES、活動終了を発表 6月22日、BOOM BOOM SATELLITES(以下、BBS)が10枚目のアルバム『LAY YOUR HANDS ON ME』をリリースする。そして今作が、26年間活動してきた彼らにとって、最後の作品となる。「活動終了」――それは決して、川島道行(Vo,Gt)と中野雅之(Prog,Ba)が望んで選んだものではなく、選ばざるを得ない道であった。 左から:川島道行、中野雅之 BBSの活動終了が発表されたのは、先月の31日。ヨーロッパデビューを果たした1997年に川島が脳腫瘍を発症して以来、彼は4度の再発と闘ってきた。昨年2月には、4度目の脳腫瘍を治験段階の放射線治療で克服し、傑作『SHINE
シンガーソングライターとしてだけでなく、ギタリストとしても存在感を放つ岸田繁 「現在進行形のくるりとアルバム『アンテナ』を再現する」をコンセプトにした『くるり20th ANNIVERSARY「NOW AND THEN Vol.3」』が、5月31日に神奈川県民ホールで開催されたファイナル公演で無事終了した。『アンテナ』という作品の背景については、「くるりにとって『アンテナ』とは? 名盤の背景を振り返る」を読んでもらいたいが、そのなかで希望したとおり、ライブはアルバム同様に“グッドモーニング”で厳かに幕を開け、曲順通りの「完全再現ライブ」となった。僕が観たのは5月30日の同会場でのセミファイナルで、サポートメンバーは昨年開催された『NOW AND THEN Vol.2』と同じ、ギタリストの松本大樹、キーボードの野崎泰弘、コーラスに加藤哉子とアチコ、そして、『アンテナ』のレコーディングにも参加し
レキシの新アーティスト写真が公開。あわせて6月22日にリリースされるニューアルバム『Vキシ』の参加アーティストや仕様の詳細が発表された。 レキシにとって約2年ぶりのアルバムとなる『Vキシ』は、江戸時代をテーマにした前作とは対照的に、飛鳥、平安、室町時代など日本の西側に幕府があった時代を主なテーマに設定。公開されたアーティスト写真では特注のかつらを被り、室町時代の僧・一休に扮したレキシの姿が写し出されている。 あわせて発表された参加ゲストは、「森の石松さん」こと松たか子、「ハッピー八兵衛」こと後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、「ネコカミノカマタリ」ことキュウソネコカミの3組。松の参加曲は「泣ける曲」、後藤は「爽やかなロックナンバー」、キュウソネコカミは「踊れる曲」になるという。さらに「シャカッチ」ことハナレグミ、「足軽先生」こといとうせいこうの参加も明らかになって
2016.05.06 Fri Sponsored by EGO-WRAPPIN'『ROUTE 20 HIT THE ROAD』 今年結成20周年を迎えたEGO-WRAPPIN'(中納良恵 / 森雅樹)を祝うべく、同じく1996年に結成し、先頃20周年を迎えたばかりの3ピースバンド、クラムボンを招いて実施する対談企画の第二弾。大阪と東京、クラブジャズとポップミュージック――まったく異なるコンテクストの中で生まれながら、結成当初からブレのない一貫した音楽を追求していること、記名性の高い女性ボーカルを擁していることなど、実は共通点も多い。 その音楽性において鍵を握るEGO-WRAPPIN'の森雅樹(Gt)とクラムボンのミト(Ba)の対談に続き、それぞれのバンドのフロントマンとして、さらにはバンドが生み出す世界観の中心に位置するボーカルとして、艶やかな歌声を響かせてきたEGO-WRAPPIN'の中
クリストファー・マグワイアをメンバーに迎えた5作目『アンテナ』 今年で結成20周年を迎えるくるりが昨年からスタートさせたコンセプトライブ『NOW AND THEN』の第三弾が、5月7日の香川公演を皮切りにスタートする。過去のアルバムを再現する『NOW AND THEN』は、第一弾が『さよならストレンジャー』と『図鑑』、第二弾が『TEAM ROCK』と『THE WORLD IS MINE』と、これまで2作品ごとに行われていたが、今回は「現在進行形のくるりとアルバム『アンテナ』を再現する」というコンセプトになっている。まずは、『アンテナ』リリース当時のくるりを振り返ってみよう。 『NOW AND THEN vol.2』より 『アンテナ』の前作『THE WORLD IS MINE』(2002年)のリリースに伴うツアーの後、ドラマーの森信行がバンドを脱退。映画『ジョゼと虎と魚たち』のサウンドトラッ
2016.04.28 Thu Sponsored by EGO-WRAPPIN'『ROUTE 20 HIT THE ROAD』 ジャズや昭和歌謡に影響を受けたオリジナリティー溢れる楽曲と、その圧倒的なライブパフォーマンスによって、フェスはもちろん、ドラマの主題歌など、さまざまな場所で唯一無二の輝きを打ち放ってきたバンド、EGO-WRAPPIN'(中納良恵 / 森雅樹)。その彼らが、今年結成20年を迎える。それを記念したバンドのオフィシャルページでは、映画監督や俳優などさまざまな著名人が惜しみない賛辞を贈る中、キャリア的にも世代的にも、EGO-WRAPPIN'とほぼ同期と言って差し支えないバンドがいる。同じく1995年に結成し、先頃20周年を迎えたばかりの3ピースバンド、クラムボンだ。 大阪と東京、クラブジャズとポップミュージック――まったく異なるコンテクストの中で生まれながら、結成当初から
映画『シング・ストリート 未来へのうた』が、7月9日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国で順次公開される。 『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』などのジョン・カーニー監督が手掛ける同作は、大不況下にある1985年のアイルランド・ダブリンを舞台にした作品。両親の離婚やいじめに悩み、ロンドンのバンドのPVをテレビで見ることだけに幸せを見出している14歳のコナーが、街で一目惚れしたラフィナに「僕のバンドのPVに出ない?」と口走ったことをきっかけに、実際にバンドを組んで、街や海辺でPVのゲリラ撮影を始めるというあらすじだ。 劇中ではDuran Duran、A-ha、The Clash、The Jamらの1980年代の楽曲にのせて、コナーが音楽を通して人生を切り拓いていく様が描かれる。主題歌を担当したのは、『はじまりのうた』で映画初出演を果たしたアダム・レヴ
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