新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大するなか、IPC=国際パラリンピック委員会は20日、東京パラリンピックの中止や延期について、開催都市契約を結んでいるIOC=国際オリンピック委員会に決定権があるという考えを公式のホームページに発表しました。 このうち、IPCが東京パラリンピックの中止や延期を決めることができるかという質問に対して、「オリンピックとパラリンピックは1つのスポーツの祭典としてペアを組んでいる。IPCが開催都市契約を結んでいない以上、決断はIOCが下す」と答えてIOCに決定権があるという考えを示しました。 IPCは、19日、ホームページでパーソンズ会長の声明として、東京パラリンピックの開催について「予定どおり8月25日に開幕できるようにできるかぎりのことを行っている」としていました。
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