1879年に米国に最初にやってきたシャムネコは、タイ、バンコクの米国領事館から当時のラザフォード・ヘイズ大統領の妻ルーシー・ウェブ・ヘイズへの贈り物だった。写真は米マサチューセッツ州ニュートンのシャムネコのペア。(PHOTOGRAPH BY WILLARD CULVER, NAT GEO IMAGE COLLECTION) シャムネコはクリーム色の体に、黒っぽい顔と足、尾を持ち、輝く青い目が特徴で、最も見分けやすい品種の一つだろう。 これらの特徴は、2005年にシャムネコで発見された「サイアミーズ遺伝子」による(編注:サイアミーズはシャムネコの別称)。この遺伝子は温度が低くなると働き始めるため、シャムネコの毛の色は温度次第で変化する。 子宮の中はネコの平熱である約38℃だが、生まれたとたん、真っ白な子ネコの尻尾や足、耳、顔などの末端が冷え始める。すると、メラニン(人間にもみられる色素)の合

