名古屋っ子なら知らない人はない「スガキヤ」の「スガキヤラーメン」(290円)。もはやソウルフードといってもいい 東海エリアで絶大な人気を誇るラーメンと甘味の店「スガキヤ」。店舗数は実に350店ほどにのぼる。名古屋人が子供の頃から親しむ、正真正銘のソウルフードだ。かくいう筆者自身、物心ついた頃からこの味にどっぷりつかって生きてきた。 始まりは「甘味の店」 さっぱりしたとんこつ味に和風のダシがきいて、子供から大人までなじめるスープ。適度にもっちりした麺、意外とあなどれないチャーシューやメンマの味わい。ここにコショウをかけてツルツルっといただく。うん、やっぱこれだ! どんなに高級で抜群にうまいラーメンを食べても、最後に行き着くのはこのスガキヤラーメンの味だろう。価格も290円とリーズナブル。食事としてはもちろん、おやつ代わりに食べられるのがいい。しかし、常々不思議に思っていたことがある。「なぜ名