米Googleは現地時間2015年4月1日、中国インターネット情報センター(CNNIC:中国互聯網絡信息中心)の証明書を今後信用しないと発表した。複数の海外メディアの報道によると、CNNICは同社の決定を非難している。 同社は3月20日、複数のGoogleドメインに対して不正なデジタル証明書が発行されていることを確認。証明書は「MCS Holdings」というエジプト企業の中間認証局(CA)から発行された。中間CA証明書はCNNICが発行したもので、CNNICはすべての主要ルートストアに含まれているため、ほとんどのブラウザーとOSがその不正デジタル証明書を信用してしまう危険性がある。GoogleはただちにCNNICと他の主要ブラウザーに連絡し、MCS Holdingsのデジタル証明書を遮断する措置をとった。 GoogleはCNNICと共同で調査を行った結果、今後CNNICが新たに発行するル