ここまでの道のりは遠かった――。先週アマゾンがMac向けデスクトップ用読書アプリ、Kindle for Macを日本語対応させたのを受けて、さっそくダウンロードして使ってみての率直な印象です。ああ、これでやっと「電子書籍」の最初のステージが完了したのだな、との思いを深くしました。 Kindleの英語版と日本語版とでは、これまでもサービスの投入時期にタイムラグがありました。Kindle for PC/Macの日本語対応は、とりわけリリースが望まれていたもので、私自身もそれを待ちかねていた一人です。 すでにアマゾンは1月21日にPC(Windows OS)向けのKindle for PCを日本語対応させており、今回のKinde for Macはそれに続いたもの。また、このほかにKindle Cloud Readerも日本語対応が少しずつ進んでおり、画像の書籍・雑誌・マンガであればウェブブラウザ