気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (前回から読む) 前回、上海で日本の外食企業として最大、20店舗の直営チェーン店を展開中のサイゼリヤを訪ね、現地法人上海代表の田井野俊樹さん(46)に話を聞いた。 一般に中国ビジネスの現場では、日本のビジネスモデルをそのまま持ち込んでも市場の成熟度が異なるため通用しない。だから、「現地化」する必要があると言われる。ところが、彼はこうした通念に反して、「日本と同じことができたからうまくいった」と言う。今回はその真意を詳しく聞くことにしたい。 ―― メニューや人材育成の考え方など、日本と同じで特別なことは何もない。でも、最初からこうしたことは想定済みだったのですか。出店当時の話をお聞かせ願えますか。 「もちろん最初からそんなことわかっていたわけで
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