ヒドラはサンゴやクラゲの仲間。脳が無いヒドラも眠ることが判明した。神経の睡眠システムは脳が誕生するより前から存在していたと考えられる / Credit:Science Advances animals plants
睡眠は人間が生きていく上で最も欠かせない生理機能の一つ。しかし、我々現代人は仕事や勉強に追われ、寝付きが悪いという人も少なくない。 しかしそんな方々に知ってもらいたいのが、1981年に出版された『Relax and Win(リラックスして勝利する): Championship Performance』にて紹介されている2分で眠りにつく方法。米軍のパイロットが睡眠不足によりミスを犯さないよう、あらゆる状況で眠るために開発された睡眠導入法で、現在も米軍で採用されているという。 手順は以下の通りだ。 1.ベッドに横たわり、舌、顎、目の周りなどを意識し、顔の筋肉をリラックスさせる。 2.肩の力を抜き、その後片腕ずつ、上腕、前腕と順番に力を抜いていく。 3.息を吐き、胸をリラックスさせ、続いて足の力も抜いていく。 4.10秒かけて頭の中をできるだけ空っぽにし、以下の3つのイメージの中から1つ想像する
最近、とにかく極力8時間寝るようにしています。 今日HUAWEIのスマートウォッチで睡眠のログを取っているのですが、80点を超えてる日というのは、大体いつも元気です。 仕事も前倒しで終わりますし、次に何をやろうということでやる気が湧いています。 これが70点台になるとまあまあ、現状維持はオッケーで、60点台に落ち込むと、相当ダメです。 睡眠時間を8時間取るためには、夜になにかしている場合、どうしても寝るのが午前様になるので、翌日の午前中に予定を入れると結構厳しいので、なるべく午前中には予定を入れないようにしています。 睡眠時間の大切さは、睡眠研究などで、最近ようやく随分前面に出てきましたが、まだまだ栄養や運動に比べると声が小さいのではないかと思います。 最近は食事や運動以上に睡眠時間を大切にしています。
睡眠不足は眠気、疲労、作業精度の低下などを引き起こすだけでなく、何日も寝ていない状態が続くと最終的に死に至ります。そんな睡眠不足が死につながるメカニズムを、ハーバード大学医学部の研究チームが解き明かしました。 Sleep Loss Can Cause Death through Accumulation of Reactive Oxygen Species in the Gut: Cell https://www.cell.com/cell/pdf/S0092-8674(20)30555-9.pdf Sleep, Death and … the Gut? | Harvard Medical School https://hms.harvard.edu/news/sleep-death-gut 睡眠は生き物にとって重要な要素ですが、「生き物はなぜ眠るのか?」という謎はいまだ解明されていない状
ポイント 睡眠時に記憶がどのように固定され、消去されるのかその仕組みはよく分かっていなかった。 マウスを用いた実験で、視床下部に少数存在するメラニン凝集ホルモン産生神経(MCH神経)がレム睡眠中に活動し、記憶を消去する役割があることを発見した。 MCH神経が記憶に影響を与えるメカニズムの解明は、強い恐怖心を伴った経験の記憶がトラウマとして残ってしまう心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療法開発への貢献が期待される。 JST 戦略的創造研究推進事業において、名古屋大学 環境医学研究所の山中 章弘 教授らの研究グループは、脳のメラニン凝集ホルモン産生神経(MCH神経)注1)がレム睡眠注2)中に記憶を消去していることを明らかにしました。 これまでの研究から、MCH神経が摂食行動や睡眠覚醒の調節に関わっていることは分かっていましたが、記憶への影響は不明でした。 本研究グループは、超小型顕微鏡を用
by Daniel Novta やる気が起きない時、気が進まない時に、やるべき事をつい先延ばしにしてしまった経験は誰にでもあるはず。しかし、先延ばししてしまう傾向があまりにも強い場合は「PCN症候群」とも呼ばれ、社会生活に大きな影響を及ぼすことになります。そんな「先延ばし」の原因はこれまで本人の性格にあると思われてきましたが、実験により個人の資質ではなく睡眠不足が原因となっている可能性が高いことが明らかになりました。 Frontiers | A Daily Diary Study on Sleep Quality and Procrastination at Work: The Moderating Role of Trait Self-Control | Psychology https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fpsyg.2018.
みなさん、休日はどのように過ごしていますか? 私は、勉強したり、“リア充”っぽいイベントに行ったりして、有意義に過ごしたいと思っているんですが、ついダラダラしてしまっています…。 どうすればもっといい時間の使い方ができるのでしょうか。精神科医の樺沢紫苑先生に相談してきました。 【樺沢紫苑(かばさわ・しおん)】精神科医、作家。1991年、札幌医科大学医学部卒。インターネットを駆使し、累計40万人以上に、精神医学や心理学、脳科学の知識をわかりやすく発信している。月20冊以上の読書を大学生の頃から30年以上継続している読書家。そのユニークな読書術を紹介した『読んだら忘れない読書術』(サンマーク出版)は15万部突破のベストセラーに
わかっちゃいるけど寝てられない。 そんな人が読むべき本。 神経科学者で心理学者のマシュー・ウォーカーによる本書"Why We Sleep"は、睡眠の重要性を詳述する。睡眠不足は認知能力の低下を招くだけでなく、肥満や高血圧から免疫不全や癌まで健康上のリスクを増大させる。 重要なポイントとして、睡眠不足の悪影響は、単なる統計的な相関関係ではなく、具体的な因果関係で語れるようになってきている。これはMRIをはじめとする脳活動の測定技術がもたらした進歩だ。「n時間未満しか寝てない人はこの病気にかかる人が多い」ではなく、「n時間未満しか寝てない人は、脳のこの働きが抑制され、それがこの病気の原因と考えられる物質を脳に蓄積させる」といった因果関係に迫りつつある。 「脳のこの働き」と書いたけれど、寝ているときに脳と体はまさに働いて仕事をしている。睡眠とは覚醒の不在ではない。ウォーカーは「睡眠を8時間取るべ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く