ルネサス テクノロジは、2月14日に発表された携帯電話向けプラットフォームの共同開発など、同社の今後の事業展開について説明会を行なった。 ルネサスは、MCUやLCDドライバといった汎用製品事業、システムソリューション事業、フラッシュメモリ事業などを展開する半導体企業。携帯電話向けにはアプケーションプロセッサ「SH-Mobile」を供給している。 同社はNTTドコモとともに、2004年7月よりW-CDMAとGSM/GPRS方式に対応したワンチップLSIの開発に着手。昨年8月にはサンプル出荷が開始された。「SH-Mobile G1」と名付けられたこのチップは、W-CDMAとGSM/GPRS方式の2つのベースバンドLSIと、従来のSH-Mobileをワンチップ化して提供するもの。今回の説明会では、2006年度の第1四半期に量産が開始されることが明らかにされ、さらに、富士通、三菱電機、シャープの3