まずは言い訳から。少し前に、なぜPaypalをコンテンツ・ペイメントに使わないのかなー、と書いたが、実はその1ヶ月近く前のあるお客さんへの月報に、「PayPalがモバイル・ペイメントに進出」という記事を自分で書いていた。トシはとりたくないものだにゃ。 で、今日はそのPayPalがどのような形でモバイル・ペイメントを提供するか、CEOのJeff Jordan氏が舞台でPayPal Mobileの発表を行った。なるほど、アメリカ式。PayPal宛てに、送金相手のメールアドレスと金額を、テキストメッセージで送る。そうすると、PayPalからは確認の電話がその端末宛てにかかってきて、音声ガイダンスで送金の確認を行い、OKならば「1」を押して送金が完了する。 統合が進んだとはいえ、まだまだ圧倒的なシェアを持つキャリアはなく、それぞれにいろいろなエアインターフェースや端末を使うアメリカで、数多くのユー
2.4インチVGA液晶を搭載し、ボーダフォンの新3Gサービスにフル対応したことから大きな注目を集めたシャープ製のボーダフォン端末「904SH」(3月1日の記事参照)。 この端末の進化点は、“それだけではない”と話すのが、シャープ通信システム事業本部 商品企画部主事の石井裕樹氏だ。日本のユーザーのニーズを汲んだ改良に取り組んだという904SHの進化点について見ていこう。 3.2Mカメラは手ブレ補正付き、30fps・VGAの動画再生も可能に 光学2倍ズーム機能およびオートフォーカス機能に対応した320万画素カメラは、スペックだけ見ると「903SH」(2005年7月の記事参照)と同等だが、その機能には手が入っている。1つは静止画にも対応した手ブレ補正機能。2枚の静止画を比較して補正をかけるソフト処理を採用したという。 撮影した写真の保存にかかる時間も短くなったと石井氏。VGAディスプレイを装備す
携帯電話業界(1)〜携帯電話ビジネスの収益力が高い訳 (小屋 知幸=日本総合研究所 主席研究員) 「アナリストに聞く2006」では、各産業をウォッチする専門アナリストに、さまざまな産業の最新の動向を語ってもらう。主なトピックは「主要な競争テーマ」、「注目の技術」、「注目の1社」だ。 自分が勤める企業が属する産業以外の産業を知ることで、視野が広がるのではないだろうか。新しいビジネスチャンスにつながるかもしれない。 第1回は、携帯電話産業の今を取り上げる。(nikkeibp.jp編集) 世界一リッチな携帯電話と世界一安価なブロードバンド 携帯電話の契約台数が、ついに9000万台を突破した。子供や一部の高齢者を除けば、ほぼ1人1台の普及レベルに達したと考えてよいだろう。携帯電話ビジネスは、市場規模約9兆円という巨大産業に成長した。業界各社の業績もまずます堅調である。ひところに比べて成
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